謝罪動画でも株をあげる者もいれば、低評価の嵐となっている者もいるが、今回の騒動で窮地に追いやられているは、冒頭の水溜りボンド・トミーだ。なぜなら、誕生日会を開いた店が彼の経営する店だったからだ。

偽り申請? 店舗を直撃!

「緊急事態宣言下で酒類の提供をし、さらに深夜まで営業していたことで、東京都の要請に従っていなかったということがバレてしまいました。さらに彼の店は感染拡大防止徹底宣言登録店だったため、都から協力金が出るはずなんです。そこを指摘する声が多数上がっており、物議を醸しています」

 東京都のホームページを確認するとトミーの店は「感染拡大防止協力金」の申請をしていることがわかる。6月分は緊急事態宣言最終日の20日までとなり、申請はこれからだというが、今回の“どんちゃん騒ぎ”のせいで、これまで本当に要請どおりの営業をしていたのか、疑惑の目が向けられている。

 いずれにせよ、同店が東京都の要請を無視したということは間違いない。果たして6月分の協力金を受け取るつもりなのだろうか。渋谷区恵比寿にある同店に行き、関係者を直撃した。

都のサイトでトミーの店舗を検索すると申請していることがわかる
都のサイトでトミーの店舗を検索すると申請していることがわかる
【写真】立ちションや泥酔姿を撮られた路上、昼間は車も人通りも多くファンの聖地化に

ーーYouTuberの方々が飲み会をされたお店ですよね

「そのあたりは答えられないですね」

ーーいまは休業しているのか?

「そうですね」

ーー今後、再開する予定はありますか?

「そのあたりも答えられないです。すみません」

 と、否定も肯定もしない回答を終始するばかり。

 協力金の受給について、トミーが所属する事務所UUUMに問い合わせたが期日までに返答は得られかった。

 今回の件でファンのみならず医療従事者、さらには飲食業界からの印象まで落としたトミー。彼は今、何を思うのだろうか。

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 騒動が明るみになり約1週間。深夜まで誕生会に参加したYouTuberたちは、徐々に自身のチャンネルを更新し、これまでのように“広告収益”を可能にしている。ここで、登録者数の多いYouTuberたちの謝罪動画の一部を抜粋して紹介する。