7月下旬、父親のアキラが散歩から帰宅してきたところを直撃すると、

「なに?」

 と耳を傾けてはくれたが、良太郎について聞くと

「急に困るよ……」

 とだけ答えて足早に自宅に入ってしまった。

「バカ野郎と突き放したいですけど、家族ですから」と涙ながらに答える清水アキラ('17年10月)
「バカ野郎と突き放したいですけど、家族ですから」と涙ながらに答える清水アキラ('17年10月)
【写真】'17年の会見で涙を流しながら息子の罪を謝罪する清水アキラ

 

父の個人事務所も冷たい答え

 仕事はどうなっているのか。

「'18年に、『FRIDAY』に運送会社で働く姿が掲載。'20年にも、自宅からトラックに乗って出勤する姿が目撃されていますよ。仕事は真面目にしていたようです」(前出・スポーツ紙記者)

 1度目の逮捕後に雇ってくれた恩を、仇で返すかたちになってしまったが……。

 そこで、東京都西東京市にある、良太郎が働いていた運送会社に電話をしてみると、

「あっ! それにはお答えできません」

 と、言うだけだった。

 実は良太郎は、2年ほど前に個人会社を設立しており、その事業には“運送事業”のほかに“プロダクション事業”の項目も記されていた。ひそかに芸能活動の復帰を企てていたのだろうか。

 良太郎の離婚や復帰計画について、清水エイジェンシーに問い合わせた。

「会社としてのコメントはありません。彼は芸能界を引退していますし、もういい加減、気にされなくてもいいんじゃないですかね」

 と、なんとも冷たい答え。事務所や運送会社、そして誰よりアキラにとって、良太郎はもはや“名前を言ってはいけないあの人”なのかも……。