ジャニーさんの「声」が聞きたい

合コンに参加する白銀。もし、気になっている女性から「合コンに行く」と言われたら?

 むずかしいですね。どうだろう? 多分、これまでの相手の行動によって態度を変えるかな。本当に僕のことを好きじゃないっていう気がしていたら「楽しんで」って送り出します。でも、ちょっと僕のこと好きで振り向かせようとしているのかなと思ったら止めますね。「行くな」って言うか、「じゃあ、俺もついて行こう」って(笑)。でも、もし僕が本当に好きな相手だったら、そういうふうに試されるのめちゃくちゃ嫌いかもしれないです。

白銀を演じるうえでの役作り

 身体作りはしなかったですけど、役作りはちゃんとしました。金髪に学ランを着て、少しだけアイラインを引くと白銀になっていきました。前作よりもコメディー要素もありつつ、本格的に白銀とかぐやの距離をどう縮めていくかが描かれているので、白銀がカッコよくみえるにはどうしたらいいかは考えました。やや早口ぎみにしゃべるとか、少し低めの声にするとか。ふだんはすごい猫背のですが、姿勢をよくしたりとかもしました。

白銀とかぐやの心の声が聞こえる作品。
もし、心の声が聞けるなら、誰の声を聞きたい?


 今回も、白銀と四宮のモノローグ(心の声)が流れる中で演技しました。続編でもやはりむずかしかったです。相手の声が聞こえていないフリをしないといけないし、自分の感情も相手に悟られたらいけないので。

 誰かの心の声が聞けるなら、ジャニーさんかな(故・ジャニー喜多川さん)。やっていることが正解なのかわからないときがあって。ジャニーズJr.のころから、ジャニーさん基準みたいな部分があったんです。何か大きなチャレンジに出たときに、それがジャニーさんにとっての正解なのかっていうのは、いまでもすごい気になります。

 まわりの方々から「すごくよかった」って言っていただけても、ジャニーさんには「ダメ」って言われることが結構あったんですよ。ただ「やりたいことをやりなさい」って言われたことは、いま実現できているので、そこは褒めてもらえるんじゃないかなとは思います。僕の想像ですけど。

“告白したほうが負け”の恋愛頭脳戦
『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』
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