7月下旬の都内。閑静な住宅街で、子どもが母親の周囲を駆け回る。胸元にはさらに幼い子どもを抱えるその母親は、小倉優子(37)だ。

小倉さんは、今年の始めに都内郊外にある一軒家へと転居をしています。家賃は月100万円ほどするそうですが、自然も多く、落ち着いた場所ですよ。今までは都内中心部に居を構えていた小倉さんですが、お子さんの教育環境も考えて引っ越しを決めたそうです」(芸能プロ関係者)

 '18年に歯科医師のSさんと再婚をした小倉は、'20年2月にはSさんの子どもを授かったことを発表。幸せいっぱいと思いきや、実は別居していたことが報じられたのだ。

妊娠中で悪阻(つわり)が酷く、精神的にも不安定だった小倉さんがSさんを罵った。それが引き金となり、Sさん'19年12月に家を出て行ってしまったのです」(スポーツ紙記者)

 まさかの暗転に、未来の家族計画も水の泡。それでも子どもはすくすく育つ。7か月後、小倉は第三子を出産し、今では3人の子どもの母親だ。

 SNSの投稿から、一時は夫婦関係の回復も噂されたが、どうやらそうでもないようだ。引っ越し先の近隣住民は、

旦那さんの姿は一切見たことがありません。先日は、息子さんの1歳の誕生パーティーが開かれていたようですが、そこにも来ていなかったようなんです。自分の子どもの誕生日ぐらい、来てもいいと思うのですが

夫婦問題についてNGなし

 別居から1年半を迎えても“家族”のピースは欠けたまま。最近の小倉は、再び“ママタレ”としてワンオペ育児をしながらも、仕事に励む。

バラエティー番組で激辛ソース早食い企画に出演していたんです。小倉さんが激辛好きなんて聞いたことがないし、何より本当につらそうで……。仕事獲得に、なりふり構っていられないのでしょう」(テレビ誌ライター)

 朝の情報番組に出演した際は“夫婦問題についてNGなし”と、別居について自らの口で明かすなど、貪欲に仕事をこなす小倉。そこにはこんな理由があるようだ。

別の番組で食費は月15万円と公表。さらに、お子さんがお金に困らないよう、子ども用の積み立て保険を月25万円も支払っているそうですよ。少しでもお金を貯めておきたいのでは」(同)

 その姿は、子どもを一番に思う母親以外の何物でもない。ただ、こんな話も……。

Sさんは家を出たあとも、銀行口座に数千万円を入れておき、小倉さんが使える状態にしていたそう。しかし、それを小倉さんが全部使い切ってしまい、Sさんは激怒したとか。でも、すべては子どものため。先々のことも考えて、小倉さんは“もっと稼がなくちゃ”と焦っているのだと思います」(小倉の知人)

 この“数千万円の使い込み”に対して、小倉は過敏に反応。自身のブログで、

《私の記事の週刊誌は、三割が本当で七割は嘘です。》

 と明かしたうえで、

《今回はお金についても書かれていたみたいですが、当たり前ですが、私の働いたお金で生活しています。》

 タレント本人による異例の反論に、テレビ局関係者はこう話す。

「ママタレとしてのイメージダウンを懸念したのでしょう。別居報道が出たあと、小倉さんはメディア露出がほとんどなくなりました。やっと取り戻したポジションを手放したくないのでしょう」

 冒頭で自宅から出てきた小倉が向かった先は、どこにでもある近所の庶民派スーパー。ワンオペでの“節約生活”を実践する小倉の背中に、母としての強さが垣間見えた――。