返信は「深夜の2時だった」

 実際に現場ではどのようなことが起こっていたのだろうか。イベント関係者は当日の内情をこのように話す。

宮迫さんサイドへの“映像確認メール”は『関コレ』側が、夕方前に送ったと聞きました。しかし、2〜3時間どころか21時になってもそちらからの返事はなかったので、映像を流す予定だったテレビ局のほうには一旦、“まだ宮迫さんからの許可が下りていません”と伝えたんだとか。

 そこからも返信を待ったのですが、深夜1時になっても戻りがなかったので、再度、局のほうに連絡を入れて、“映像の使用はナシで”と伝えたみたいです。ようやく宮迫さんサイドから連絡がきたのは午前2時ごろだったそうです

 動画内で宮迫は返事が遅れたことに関して謝罪をしてはいるが、“映像のチェックがこの日にある”と知っていたならば、もう少し柔軟な対応をみせてほしかったところだろう。

宮迫さんは注目度が高いので、何か発信する度にそれが取り上げられニュースになります。最近は自身に関連したネットニュースに対して反論をするケースも多く、そういった動画は再生回数も伸びていますね。自分のメディアを持ち、反論の場があることをありがたいとおっしゃっていた彼ですが、記事と本人の言い分、どちらが正しいのかははっきりとわからない、プロレスのような感覚を覚えます」(ネットニュース編集者)

 取り上げる媒体、それに動画で反論する宮迫、そしてそれを消費する視聴者(読者)、エンタメとしては“win win win”な関係ということか──。