同じ芸能界で活躍する妹の萌歌とは、よきパートナーとして支え合っている。

「都内のマンションで一緒に住んでいます。仕事、趣味、プライベートなことも、すべてさらけ出せるみたいですね。どちらかの舞台の初日には、手紙で“がんばって”など、ひと言メッセージを書くのが恒例なんだとか」(前出・芸能プロ関係者)

 そんな“姉妹ルーティン”を欠かさない一方、一緒にカラオケへ行くことも。

「2人とも、最近のJ-POPから'80年代の懐メロまでレパートリーが豊富。萌音ちゃんは、aikoさんの『キラキラ』やRADWIMPSの『前前前世』をよく歌うそうです。そのほかにも、JUDY AND MARYやキャンディーズの曲も歌えるんですよ」(同・芸能プロ関係者)

 コラムニストのペリー荻野さんは、上白石にはあの“国民的女優”の面影があると指摘する。

“トンチンカン”女優との共通点

「綾瀬はるかさんのように“トンチンカン”が似合うと思います。ちょっとドジな役を演じても視聴者は受け入れてくれて、さらに応援したくなる親戚の子のような魅力があります。毎朝、顔を見ることになる朝ドラにはうってつけ。そうした役は一歩間違えると嫌みに見えてしまうので、演じられる女優は実は多くありません」

 たしかに、昨年放送された『恋はつづくよどこまでも』、今年1月の『オー!マイ・ボス! 恋は別冊で』(ともにTBS系)と、ドジながら成長する役が続いた。こうした役を演じるタイミングも重要だという。

「例えば、仕事をバリバリこなす役や悪女役を演じた後に、ドジな役に戻るのは難しいです。その点、彼女は10代で『舞妓はレディ』の純粋な少女役、20代でドジながら成長していく女性役と、年齢を重ねるとともにいい役に恵まれていると思いますよ」(ペリーさん)

“萌音旋風”がカムカムすること間違いなし!?