女性で史上初の「究極のサマディ(悟り)」に達したインド政府公認のシッダーマスター=ヒマラヤ大聖者、ヨグマタ相川圭子さん。ヒマラヤ秘教の厳しい修行を終え、究極の真理を悟ったヨグマタ=宇宙の母さんに、読者の悩みを相談。辛酸なめ子さんの感性あふれるイラストとともに、解決へとみちびきます。

※今週のお悩み

 小さいころから忘れ物が多くて困っています。携帯電話と鍵と交通系ICカードは玄関の定位置に置いて、持って出るのを忘れないようにと思っているのですが、その定位置に置くのを忘れてしまう。大切な仕事の資料をせっかく用意したのに、持っていくのを忘れる。子どものころから忘れ物が多いまま、直せずに今日に至っているのですが、忘れ物をしない方法やコツはありますか? 
(30歳・飲料水会社勤務/埼玉県)

穏やかに落ち着いた時間を持ち、足をマッサージして血流を改善

 物忘れをする人がどういう心境なのか推察するに、せっかちな性格なのでしょうか。

 誰もがそうですが、人間は無意識に行動していることが多いです。今やったことをしっかり記憶せずに次の行動に移ると、何をやったか忘れてしまうのだと思います。

 物忘れがひどい人は、確認癖をつけるといいのではないでしょうか。何かをどこかに置いたとき、それをもう一度心の中で反芻するのです。

 あるいは、何をするのにも、ゆっくり行うことです。今この瞬間に集中して、今自分は何をやっているのかという意識を覚醒させれば、スムーズに記憶できると思います。

 また、忘れたくないことを書き留めることもいいでしょう。書くことで、脳に記憶され、それを読むことで、ものごとが脳に定着します。

 さらには、ものを整理する習慣も大事だと思います。帰宅したら、バッグからすべてのものを取り出して、箱のようなものに入れるなどすれば、出かけるときにその箱をチェックすればいい。とにかく、いつも同じ場所にものを置くことが大事です。

 また、現代人が忙しすぎるのも、物忘れの原因だと思います。脳には記憶するための物質がありますが、それが作られる時間が必要です。穏やかに、心を落ち着ける時間を持つようにしましょう。

 ヒマラヤ秘教の教えは、あなたの潜在能力を高め、潜在意識の整理整頓をします。ストレスがあふれがちな心の中に隙間をつくり、物忘れを防ぐのです。また、ヒマラヤ秘教の瞑想は、あなたの脳を若返らせ、集中力を充実させ、内側から身体の機能、とりわけ脳の血行をよくして、身体の各機能を高めます。まだ先の話かと思いますが、将来、認知症にならないように、今から、身体と心のメンテナンスをすることも大切です。

 日常的に自分でできることとしては、足裏やふくらはぎをよくもむこと。足にはさまざまなツボがあり、血液やリンパもたまりがちです。足裏やふくらはぎをもむことで、全身の血流がよくなり、脳も活性化されます。

 また、栄養素としては、神経器官の反射をよくするビタミンB1を摂取するといいでしょう。

ヨグマタ相川圭子さん 撮影/矢島泰輔

ヨグマタ相川圭子さん……究極のサマディに達して下界で活躍する世界にたった2人しかいないヒマラヤ大聖者。「女性史上初」5千年の伝統をもつヒマラヤ秘教の正統な継承者。国連本部で主賓としてスピーチ。日本、インド、ヨーロッパ、アメリカで活躍。日本に道場を持ち、ディクシャという瞑想秘法伝授と悟りの合宿を行う。全国で指導を展開。人生を変える本質的な生き方をガイド。『心と体をととのえて、もっと楽に生きる』(中央公論新社)など著書累計90万部。TBSラジオ・インターFM897、BSテレビに好評レギュラー出演中。
●公式サイトhttps://www.science.ne.jp/

辛酸なめ子……東京都生まれ。女子学院中学校・高等学校を経て、武蔵野美術大学短大卒。漫画家・コラムニストとして活躍。『渡る世間は罠だらけ』など著書多数。Twitter:godblessnameko

《構成/池野佐知子》