自動車の販売台数において、6年連続で世界1位を維持している「世界のトヨタ」ことトヨタ自動車。日本が誇るトップ企業について、3月12日にある情報が公開されて話題となっている。
「燃料電池バス」のリコール情報
この日、国土交通省の公式X(旧ツイッター)に投稿されたのは、トヨタの製品に関する“リコール”の情報だった。
「国交省が《燃料電池バスをお持ちの方はご注意ください》としてポストしたのは、トヨタの燃料電池バス『SORA』について。《本日、トヨタ自動車(株)からリコールの届出がありました。使用者には同社からダイレクトメール等で通知されます。速やかに改善措置を受けてください》との文章とともに、リコールの詳細な資料が添付されています」(全国紙社会部記者)
2019年8月に改良モデルが発売されたトヨタの『SORA』は、主に路線バスとして活用されている。高い稼働率と安全性が求められることから、改良モデルでは交差点の右折時にドライバーへの注意喚起を促す機能や、ドライバーに急病などの異常が発生した際に、乗客が非常停止させられるシステムなどが新たに搭載されていたという。また、「輸送力の向上と速達・定時性の両立を目指す」ため、バスが連続して走行する際に、車両間の情報を相互に共有し、信号やバス停での分断を防ぐ機能も。
そんな『SORA』で報告されたリコール内容とは……。
「資料には、《フロントルーフパネルにおいて、ボデーに取付けるブラケットとの接着工程の指示が不適切なため、ブラケットへの接着剤の塗布範囲が不足しているものがある。そのため、接着部位に浸水し、経年で接着が剥がれ、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、走行時の風圧等によりパネルが脱落して、他の交通の妨げとなるおそれがある》と記載されています。改善措置としては、《全車両、フロントルーフパネルの全接着部にリベットによる固定を追加する》とのことです」(前出・社会部記者)
自動車などの製品に設計・製造上の欠陥が見つかった際、事故や被害を未然に防ぐため、事業者が無料で回収・修理・交換を行う制度であるリコール。
しかし、今回は一般の消費者の所有が極めて考えにくい「燃料電池バス」の情報だったため、国交省の投稿のリプライ欄には「一般向けに広報いらない気がする」「お持ちの方って、こんな値段の高いバス誰が買うねん」「個人でもってる人は流石に…」といった声や、「トミカなら持ってる」というコメントが。
一方、「都営バスは営業所毎に数台はあるからリコール対応大変そう」「大学とか送迎用で自家用扱いがありそう」などの反応も。
価格は約1億円とも言われるトヨタの『SORA』。リコール対象となる“家庭”があるとは想像しにくいが、安全のため迅速な対応が求められている。





















