〇〇のチカラでホームクリーニング 洗濯・衣類ケアの小ワザ

●乾燥機いらず!部屋干しのコツ

 部屋干しは部屋に湿気がたまるし、狭いところで干しがちなので乾き自体が遅い……。ところが新聞紙を1度くしゃくしゃに丸めてから広げたものを部屋干しの洗濯物の下に置くと、乾きが早くなります。新聞は湿気を吸ってくれるだけでなく、気になるニオイも吸い取ってくれるといううれしい効果も@夢見子さん

●お酢でニオイを防いで服を快適に

 きちんと洗っているはずなのに、なぜかニオイが取れない服。解決するにはポイントがあります。1つ目は、洗濯機に入れる洗濯物は8分目までにして「すすぎ」に水道水を使うこと。お風呂の残り湯を「すすぎ」に使うと汚れや菌が洗濯物についてしまうので要注意。2つ目は「すすぎ」の際にお酢を大さじ2杯ほどプラスする。この合わせワザで洋服のニオイが防げ、気持ちよ~く着られます@ミチ7さん

●ワイシャツの襟汚れにはクレンジングオイルを

 気をつけていても汚れが目立ちがちなワイシャツの襟。こまめな洗濯をしても、しっかりカバーするのはなかなか難しいもの。襟汚れは皮脂汚れによるものなので、クレンジングオイルを使用すれば襟用の洗剤を買わなくてもきちんと落とすことが可能!襟をぬるま湯につけ、汚れにクレンジングオイルを塗って脂を浮かせ、サッと流すだけ。あとは通常の洗濯と同じように洗います@池田さん

ワイシャツ
ワイシャツ

●毛玉はスポンジで楽々お手入れ
 
 服の毛玉。毛玉取り器を買うのは面倒だしお金もかかる。かといって手入れをしないで着ることもできないし……。そんなときは食器を洗うスポンジの出番。ガサガサしているほうを下にして、軽く擦るだけでおもしろいほどごっそり。同じ方向に向かって優しく擦るのがコツ@りほほほさん

●カレーのシミ取りには日光

 白い服の大敵「カレー」。気をつけていたはずなのに、いつのまにやら黄色いつゆが飛んでしまっていたという苦い経験、ありませんか。黄色く残るシミはターメリックの色素成分「クルクミン」によるもの。この成分とスパイスに含まれる油分が頑固なシミ汚れとなってしまいます。無理に拭き取ろうとせず、優しくもみ洗いをした後、衣類をハンガーにかけ日当たりのよい場所に干しましょう。クルクミンは紫外線に分解されやすいという特徴があるので、1日たつとシミが目立たなくなります@ろんどらさん

●ニットの穴あき、ストッキングでほつれもケアして長持ち

 冬に重宝するニットは、ふとした瞬間に引っかけてしまい穴があいたりほつれたりして着られなくなってしまうことも……。そんなときはストッキングを使って補修。使い古したストッキングを切って、糸を1本抜き出して針に通します。ニットの穴の端に2~3回針を通して糸が抜けないようにしたら、穴の縁をかがるように少しゆとりを持たせて縫い合わせましょう。縫い終わり部分を縫い始め部分のように何度か針を通して、糸が切れないようにすれば作業終了です@フユミさん