■3位(44票):『仮面舞踏会』少年隊

 いよいよTOP3の発表。3位に輝いたのは、錦織一清、東山紀之、植草克秀からなる少年隊のデビューシングル『仮面舞踏会』だ。少年隊最大のヒット曲となった同作は、曲調もさることながら、ダンスが印象的。メンバー3人ともバク転バク宙が出来ることから、曲のラストで東山と錦織が左手にマイクを持った状態でバク宙を披露している。

 1986年リリースというだけあり、寄せられたコメントは50代~70代の方が多かった。

「我々世代はこの曲で決まり」(50代・男性)

「同じ世代なら皆が知ってるので大合唱となります」(50代・女性)

「『ザ・ベストテン』(TBS系)などの歌謡番組をやっていたとき、家で自分で歌いながら振り付けを真似していました。うまく真似ることは難しかったですが、かっこよくなりたいと思っていた若かりし頃を思い出します」(50代・男性)

■2位(96票):『A・RA・SHI』嵐

 上位にまたもやデビュー曲が食い込む。嵐のデビューシングル『A・RA・SHI』がランクイン。ジャニーズ事務所の後輩である菊池風磨の父・菊池常利が作詞を手掛けている。

 この曲にはもう1つ“伝説”があり、『A・RA・SHI』を披露するため出演した『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)で着用したスケスケ衣装は、今でも歌番組やファンの間で語り継がれている。

「嵐の始まりの曲でとても好きだから」(15歳以上・女性)

「嵐の曲ならファンでなくても聞いたことがあるから間違いない」(20代・女性)

「同世代ならサビはみんな踊れるぐらい盛り上がる」(20代・女性)

ハワイで行われた嵐のデビュー会見('99年)
ハワイで行われた嵐のデビュー会見('99年)

■1位(98票):『世界に一つだけの花』SMAP

 SMAP強し! 他の曲と大差をつけて1位となったのは槇原敬之が作詞作曲を手がけた名曲『世界に一つだけの花』。

 2003年の発売当初もオリコン週間シングルランキングで第1位を獲得。さらに、2016年にSMAPの解散報道が持ち上がった際、解散してほしくないと本シングルの再購買をファンが呼び掛け、直後に売り上げが急増。平成に発売された作品では初となるトリプルミリオンを達成した。

 そして、SMAPが5人そろって公の場で歌唱した最後の楽曲でもある。

「いつの時代にも変わらぬ名曲」(50代・女性)

「みんなが一つになれる。連帯感が深まる」(70歳以上・女性)

「カラオケの締めに全員で振り付けつきで大合唱して終演をむかえることができるぐらい誰でも知っている曲。うるさすぎず暗すぎず前向きに明日へむかう気持ちになって終えられる」(40代・女性)

SMAP(左から)香取慎吾、草なぎ剛、中居正広、稲垣吾郎、木村拓哉
SMAP(左から)香取慎吾、草なぎ剛、中居正広、稲垣吾郎、木村拓哉

 このほか、投票いただいた中には「忘年会はしない」という意見も。国内では新型コロナウイルスのオミクロン株が確認されるなど、感染者数は減れども、まだ油断ならない状況であるのは間違いない。忘年会をするという方は極力大人数は避け、感染対策をしっかりした上で楽しんでほしい。

【調査概要】
実施期間:2021/12/17〜2021/12/18
調査方法:WEBアンケート調査
調査対象:15歳以上の男女から80・90代男女まで
     (男性273人、女性311人、計584人)
『週刊女性PRIME』調べ、セルフアンケートツール『QiQUMO』を使用。
実施機関:クロス・マーケティング(https://www.cross-m.co.jp/