再挑戦を目指し、現在もトレーニングを続けているAさん。下條同様、“SASUKE沼”にハマる理由をこう語る。

「SASUKEのようなすごいセットを見ると、みんな“少年時代”に戻って無邪気になるんでしょうね。先日、ZOZO創業者の前澤友作さんが宇宙に行きましたが、『SASUKE』への挑戦はあれに近い感覚だと思います。可能性はゼロではない。いつか完全制覇という夢が叶えられるかも……と思わせてくれる魅力があるんです」

「日本でいちばん純粋な番組」

 今年の放送ではフワちゃんや人気ユーチューバーのHIKAKIN、『Snow Man』の岩本照など有名タレントも出演。過去に所属タレントが出演した芸能プロ関係者によると「有名人枠だとギャラが出る」のだそう。

「通常のギャラよりは安いですね。でも出演するタレントは“ノーギャラでも出たい”という人ばかりなので、ギャラの金額を気にする人はいないと思います。一般参加者と同じように事前に体力テストが行われます」

 ジャニーズ所属の人気アイドルなども出演するが、一般参加者・有名タレントに関わらず、放送される時間は結果がすべて。

「出演する際に“ファーストステージで脱落した場合は全カットの可能性もあります”と言われました。実際、うちのタレントは早い段階で脱落したのでナレーションベースで処理され、数秒ほどしか放送されませんでしたね(苦笑)。

エリア内は撮影禁止。唯一設置されていたフォトスポットで記念撮影した下條雄太郎
【写真】SASUKE挑戦者が400万円かけて作ったパーソナルジム

 現場ではジャニーズの方や人気芸人でも1人のチャレンジャー扱い。A.B.C-Zの塚田僚一さんはマネージャーをつけずに一般参加者の挑戦を見学したり、意見交換をしていたのが印象的でした」(同・芸能プロ関係者)

 これまで多くの番組の収録に立ち会ってきたというが、「日本でいちばん純粋な番組では」と絶賛する。

「収録現場では有名タレントよりも、番組のレジェンドたちのほうがスター扱い(笑)。一般参加者もタレントも関係なく、お互いアドバイスをしあっていますし、すごいパフォーマンスをした人にはみんなが拍手を送る。

『SASUKE』をクリアするという1つの目標に向かって、性別や職種に関係なくみんなが真剣に取り組んでいます。素晴らしい番組を作りたいというスタッフの熱意を含めて、日本一純粋な番組だと思います」(同・芸能プロ関係者)

今年も“名もなきアスリートたち”が、年末の日本を熱くする――。