12月31日に生放送されるNHK紅白歌合戦である意味、最も注目を浴びているアーティストが『BiSH』だ。2015年に活動をスタートし、2016年に現在の6人組グループになるとじわじわとファンを開拓。2018年に『第60回輝く!日本レコード大賞』で新人賞を獲得、翌年には『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で特集が組まれると一気に世間に知られる存在になった。

「現在は“アーティスト”性が強くなったBiSHですが、その由来は“Brand-new idol SHiT(新生クソアイドル)”と元はアンダーグラウンドな存在。2016年のメジャーデビューでその肩書こそ外されましたが、ファンは“次に何をやらかすか”を楽しみにしているんです。

 また芸能人や業界人にもファンが多い彼女たち。そんな活躍が認められての紅白初出場ですが、“お騒がせ”アイドルという本質なところは変わっていないと思います」(音楽雑誌編集者)

 11月の初出場歌手による会見では突如、《ここで私たちの気合をみてほしい》と切り出しては円陣を組んでは《せーの、ち○ぽー!》と声高に叫んで見せた一同。その場にいたNHK関係者の肝を冷やした。東京国際フォーラムで行われた12月28日のリハーサルでも、メンバーのセントチヒロ・チッチが、

やっぱり“ち○ぽ”は私たちにとって欠かせないものなので、ルーティンとして自然に気合を入れてもらおうとやった。ギリギリセーフだったかなっていうところではあるんですけど、本番ではご迷惑をお掛けしない程度に、“サイレントち○ぽ”をさせていただきたい

炎上は日常茶飯事

 会見後に“偉い人”から怒られたのか、本番では“封印”することも匂わせたのだった。仮に大晦日のお茶の間を凍らせるような事態になれば炎上必至なのだが、「しおらしく見せても、BiSHにとって炎上は日常茶飯事。何かしら、やってくるでしょう」とはレコード会社関係者。

 12月24日にYouTubeチャンネルにおいて解散を発表したBiSH。事前にスポーツ紙で「紅白をもって年内解散か」などと報じられていただけに、蓋を開けてみれば「解散するのは2023年」と少々肩透かしを喰らった格好に。

「全てはBiSHプロデューサー・渡辺淳之介氏の計算ですよ。テレビ番組に出演した際にはメンバーの不仲ぶりを見せたり、他にも『乃木坂46』の番組にケチをつけては乃木坂ファンの怒りを買ったりと、何かとネットをザワつかせています」(前出・レコード会社関係者)

 アイドルらしからぬ、自由奔放で過激な発言が許されているというメンバーたち。まるで派手な“プロレス”をするかのように、炎上をものともしないパフォーマンスで成長し、ファンを味方につけきたようだ。

「そもそも渡辺さんの信条が“ち○こと言える世の中を”ですからね(笑)。彼の中では、今までは“地下”にいたことで自由に暴れさせることができたのが、紅白という表舞台に立ってはBiSHがやりづらくなる。それで解散を決めたのでしょう。

 それでも紅白を“踏み台”にして、“解散”を免罪符に1年は無茶苦茶してもギリギリセーフ、と考えたのでは?」(前出・レコード会社関係者)