確かに活躍めざましい彼女たちではあるが、会見でもわかるように起用側もリスクを負いかねないグループだ。なぜNHKが、それも老若男女が目にする紅白の舞台に立たせるのか。どうやらイマイチ盛り上がりが見られない、話題性に欠いた紅白に危機感を感じているようで……。

「近年では、1部2部ともに視聴率40%を切る年も増えてきています。制作サイドも“保守的な部分が足かせになっている”と見る向きもあるそうで、とにかく世間で話題になっている、またネットツールやSNSで“バズっている”人物や出来事が企画会議にかけられるのです。

 そのため、あえてSNSで賛否が分かれそうなパフォーマンスを披露するアーティストも“アリ”とする傾向にあるみたいですよ」(スポーツ紙芸能デスク)

「絶対にやるなよ」はフリなのか

 かつては『とんねるず』や本木雅弘、DJオズマらの際どい演出方法に批判が噴出したように、良くも悪くも紅白で話題の中心になったアーティストの存在がある。近年では“金爆”こと『ゴールデンボンバー』が4年連続で『女々しくて』を歌うも、視聴者を驚かせるパフォーマンスを披露してきた。

「いわば今年の“キワモノ”枠として、炎上上等のアーティスト・BiSHに期待しているのだと思いますよ。現に初出場会見では、NHK関係者が顔を強張らせる一方で、一坊寺剛チーフプロデューサーは“めっちゃ面白かった。(本番が)楽しみに尽きる”と、“ち○ぽ”発言をまさかの肯定

 “生放送じゃなくて良かった。これNGですよ。(本番だったら)僕がヤバイ”とも口にしていましたが、これはもう“本番でもやってくれ”という“フリ”にしか聞こえない(笑)。解散が決まっているBiSHは怖いもの無しで、“サイレントち○ぽ”どころか全力で“爪痕”を残しに来るでしょう。今年の紅白、大丈夫ですかね(苦笑)」(前出・スポーツ紙芸能デスク)

「絶対にやるなよ」と言われたら、それはもうーー。