角野栄子さんスタイルに変身!

 ワンピース設計図をご紹介。(身長:158cm)

イラスト/くぼしまりお (『魔法のクローゼット』本文より)
イラスト/くぼしまりお (『魔法のクローゼット』本文より)
【写真】自分だけのオリジナルワンピース設計図をご紹介

 人は年齢とともに身体に厚みが出て関節の可動域が狭くなってしまいます。

 ワンピースは着やすくてスタイルよく見えるカタチのものを。

 肩幅は42cmくらいがスッキリ見える。着丈はひざ下7~10cm程度に。

 ひざには老いが表れるのでひざ頭が見えない丈が理想的。

 身体に厚みが出るので身幅は53cm程度と余裕を持たせ、ちょっとしたものを入れられるようサイドにポケットを。

 首元の後ろ側。留め具をボタンにしてインナーに着るもので調整しやすいように。

【シニアの服は袖や裾の形状に配慮して】
シニアの洋服に意外に多いドルマンスリーブ。肩回りがゆったりしていて着やすいという利点はあるものの危険が潜む場合が。ドアノブや手すりなどに引っかけて身体のバランスを崩し転倒につながることも。裾が長いと階段などで転倒の原因に。

『50代になった娘が選ぶ母のお洋服 魔法のクローゼット』(KADOKAWA/1500円+税)※ 記事の中の写真をクリックするとアマゾンの紹介ページにジャンプします
お話を伺ったのは……くぼしまりおさん●1966年東京生まれ。文化学院美術科卒業。子どもの本の創作や翻訳に意欲的に取り組み、イラストレーターとしても活躍。著作に「ブンダバー」シリーズなど、訳書に『チビねずみくんのながーいよる』などがある。著書『50代になった娘が選ぶ母のお洋服 魔法のクローゼット』(KADOKAWA)より

(取材・文/熊谷あづさ)