3月23日に『文春オンライン』により、複数の女優に“性加害”をしていたことを報じられた木下ほうか。女優を演技指導の名目で自宅に呼び出し、行為に及んでいたのだという。

同時期に同じく性加害が明るみになった俳優で映画監督の榊英雄氏は謝罪、そして公開映画がストップするという事態に見舞われていますが、木下さんサイドはメディア各所の取材に対し、ノーコメントを貫いています。期日を設けて質問状を送ってもなしのつぶてのようですね」(スポーツ紙記者)

 しかし、そんな木下もいつまでも “追及”から逃げられるわけではなさそうだ。 4月5日からNHKで放送される山下智久主演ドラマ『正直不動産』に出演することが決定している。同局は「現段階で出演予定に変更はない」としていたが……。

すでに撮影がかなり進んでしまっていて、彼を降板させようにも、再撮することがスケジュール的に難しかったんです。ドラマでは木下さんが演じる不動産屋の課長がメインを張る回もすでに撮影済み。

 ほかにも彼が “ライバル社”で働くことになるなど、物語全体に影響を与えており、シーンをカットすればドラマが成り立たなくなる恐れがありました。ですので、今大慌てで出演部分を“必要最低限”にとどめるように編集をしていたところなんです。しかし、木下さんの所属事務所は今回の事態を重く受け止め、NHKサイドに降板を申し入れました」(NHK関係者)

 現場を混乱させた今も木下は、『文春』の記事が出るとわかった直後から、周囲の人間にメッセージを送っているのだそうだ。

記事が出ると決まってから、木下さんは旧知の俳優やスタッフたちにメールなどで個人的に“ご迷惑おかけして申し訳ありません”といった旨のメッセージを送っていると聞きます」(芸能プロ関係者)

 連日、取材攻勢を受けている所属事務所は、そんななかである決断をしていたという。

関係者に与えた多大なる迷惑や世間のバッシングなどを鑑みて、3月28日に木下さんとの契約を解消しました。いわゆる解雇扱い、事実上のクビですね。ホームページにもその旨が掲載されています

 大きな代償を受けた今、被害者女性に思うこととは──。