余命宣言も5か月後にがんが消えた

 神奈川県在住の田中智美さん(仮名・60歳)は、深夜寝ていたときに、突然、強烈な吐き気に襲われたという。

「眠っていられないほどの吐き気で目が覚め、救急車で病院に運ばれました。するとS状結腸がんが原因で腸閉塞が起きていたのです。手術をするとリンパなどへの転移も判明しましたが、無事すべてのがんを摘出できました。ところが、術後すぐに肝臓と脾臓への転移が見つかり、これ以上有効な治療法はない、抗がん剤で延命するしかないと主治医から言われました」

 セカンドオピニオンでも同じ結果を告げられた田中さんだったが、偶然、週刊誌の記事を読み、このNKT細胞標的治療の存在を知ったという。

「免疫療法の存在は知っていましたが、どれがいいかわからずにいました。でもその記事を見て、雑誌で紹介されているなら信用できると思い、記事に載っていた会社に問い合わせました」

 当時、田中さんは、吐き気や手足の痺れ、脱毛など抗がん剤の副作用に悩まされていた。つらい思いをして延命するより、抗がん剤を減らしてでも仕事を続けたいと思っていたという。

「抗がん剤を減らす代わりに副作用がほとんどないNKT細胞の治療をすることで、少しでも命が延びたらと思って始めたんです」

 すると、予定していた4回の注射が終わる前にすべてのがんが消失したのだ。

「延命のために受けたのですが、がんが消えてしまい、本当に驚きました」

 宮城県在住の原田幸三さん(仮名・75歳)は、心臓の手術を受けた半年後の検診で偶然、がんが発覚した。

「術後検診で大腸にがんがあることがわかりました。しかも、肝臓にも転移していました。医者から、大腸のがん細胞は手術で摘出できるけど、肝臓は数が多いので手術は難しい。抗がん剤治療を行うが、抗がん剤だけでは、がんは消えないだろうと告げられました」

 命の危険を感じた原田さんは別の治療を探したという。

「すると息子がこの治療法を教えてくれたので、迷わず選択しました」

 治療後に行った手術で摘出した肝臓のがん細胞を調べると、死滅していたという。

「摘出されたがん細胞は生きていることがほとんどで、死滅しているのは珍しいのだそうです。NKT細胞による効果を実感した瞬間でした。それ以降は抗がん剤治療も受けず、がんは再発していません。いまは元気はつらつです」