舞台にレギュラー番組、ラジオにと大忙しの稲垣吾郎。そんな稲垣が見せた、ラジオのゲストに対する“プロ”としての配慮とはーー? 素顔に迫るインタビューをお届け!

幸せな空間だった

――舞台『恋のすべて』は久しぶりのミュージカル・コメディでした。

「『サンソン』や『No.9』は重厚感のある舞台だったから、『恋のすべて』はカジュアルに楽しめて僕自身も歌って踊って楽しかったです。やっぱり生演奏って素晴らしいですね。歌っていて気持ちよかったし、ジャズは僕のラジオでもよく取り上げてるので、より身近に感じました。

 お客さんの反応もマスク越しだったけど、しっかり伝わってきて舞台ならではの高揚感も味わえたし、本当に幸せな空間でした。6月に京都でも上演するので楽しみです」

――『ななにー』の『インテリゴロウ』やラジオでの思い出深いエピソードは?

「どの方もすべてクリアに覚えてますよ。『インテリゴロウ』は90分の収録なんですけど、密にお話ができる機会ってなかなかないじゃないですか。だからいつも貴重な経験をさせてもらってるなって思います。

 もちろんある程度台本はあるけど、ゲストの方たちも僕だからということで話してくださることもあるだろうし、僕も決まりきったインタビューというよりもゲストの方が楽しかったなって思ってもらえることを意識してます。特にラジオに来てくださるアーティストは、リリースのタイミングだったりして同じことを何度も聞かれてると思うので、居心地のよさを大切にやってますね。僕もインタビューを受ける立場だから、そこはわかるので(笑)」

――多忙な毎日かと思いますが、リラックスできてますか?

「家にいるときは、だいたいリラックスできてますよ。映画を見たり、本を読んだり、音楽を聴いたりして。そこはみなさんと変わらないと思います。最近はちょっと休憩してたけど、家に暗室があるからカメラも復活したいなと思っていて。暖かくなってお花が咲いてきたしね(笑)。近所を散歩しながらスナップを撮ったりっていうったりするので、フィルムやデジカメでいろいろ撮って楽しんでます」

稲垣吾郎【こぼれ話】

稲垣吾郎 撮影/廣瀬靖士

誰からも声をかけられない

「マスクをしてけっこう自由に街中を歩いてますよ。それはコロナ禍になる前から変わらないですけど。今はみんながマスクしてるから、逆に目立たないっていうのはあるかな。え? いや、オーラとか別にないですから(笑)。僕の場合は、誰からも声をかけられないですね。もしかして、かけづらいのかな? みなさん、そっとしておいてくださってますよ(笑)」

歴史上の人物で会いたい人

「坂本龍馬や織田信長とか会ってみたいけど、価値観が違いすぎて逆に怖いよね(笑)。そうだなあ、もう5年前に亡くなってしまったけど、デヴィッド・ボウイは会いたかったですね。僕、すごくファンだったので。そういう意味では、自分が舞台をやったベートヴェンに会ってインタビューしてみるのも楽しいかもしれない。うまく話せるかは自信ないけど(笑)」

自然に触れてリフレッシュ

「しばらくやってなかったけど、そろそろゴルフをまた始めたいですね。これからの季節、絶対気持ちいいよね。でもコースをまわる前に打ちっぱなしにも行っておかなきゃって思うけど(笑)。あとは旅行にも行きたいし、ドライブなんかもいいかな。コロナ禍で自粛していたのはみなさんも同じだと思うんですけど、状況が許せば外出して自然に触れてリフレッシュしたいな」

Information
『恋のすべて』
6月9日〜19日 京都劇場にて公演

取材・文/花村扶美(稲垣)
ヘアメイク/金田順子
スタイリスト/栗田泰臣 撮影協力/バックグラウンズ ファクトリー