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ー 「芸能はやらせない」から一転

斉藤由貴の娘さん、お母さんそっくり》

 世間を驚かせたのは、5月4日に放送されたNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』のひと幕だ。

「4月から始まった、黒島結菜さんが演じる料理人を目指す主人公の、家族とのつながりを描いた物語です。斉藤由貴さんの長女・水嶋凜さんは、主人公が挑んだ料理大会に出場するライバル校の生徒の1人として登場しました。セリフはひと言だけでしたが、あまりにそっくりなので、SNSでは話題をさらっていました」(テレビ誌ライター)

 しかし、水嶋は“斉藤由貴の娘”として大々的にデビューしていたわけではなかった。

「2021年1月期のテレビ東京系ドラマ『直ちゃんは小学三年生』がデビュー作でしたが、当時は母親については明かされておらず、今年3月に『週刊ポスト』が報じたことで、斉藤さんの娘だと発覚。その際、所属事務所である東宝芸能は、“親子共演”の可能性も示唆していました」(スポーツ紙記者)

 今年9月に、いよいよそれが実現する。

「ミュージカル『シンデレラストーリー』で水嶋さんがWキャストで主演を務めるんです。斉藤さんはこのミュージカルの楽曲の作詞を務めており、同じ舞台上に立つわけではありませんが、少し変則的な“母娘共演”ということができますね」(同・スポーツ紙記者)

 これまで斉藤は、3度の不倫騒動で“魔性の女”ぶりを発揮してきただけに、娘との関係を危惧する声もあった。しかし、1994年に結婚した夫と3人の子どもたちと暮らす、神奈川県の高級住宅街を取材すると、家族仲は悪くないようで……。

「最近、お姉さん(水嶋)は芸能活動などで忙しいのか、ご両親とお出かけしているのは妹さんが多いようです。でも、小さいころは一緒に遊んでいるのをよく見かけましたよ」(近所の住民)

「芸能はやらせない」から一転

 また、子どもたちが小さいころは、同じ神奈川県内にある斉藤の実家にもたびたび訪れていた。

左から2番目が水嶋凜。目元が母・斉藤由貴を彷彿とさせる(『ちむどんどん』公式Twitterより)
左から2番目が水嶋凜。目元が母・斉藤由貴を彷彿とさせる(『ちむどんどん』公式Twitterより)

「車で遊びに来ると、由貴ちゃんが“お変わりないですか?”と明るく挨拶をしてくれました。娘さんがあまりにかわいいから、由貴ちゃんのお父さんに“子役になれるんじゃない?”と話したら、“芸能はやらせない”って。由貴ちゃんにいろんな騒動があって、大変な思いもしたからね。2年くらい前に由貴ちゃんのお父さんは亡くなってしまいましたが、心配もあったんじゃないかしら」(家族ぐるみで交流のあった住民)

 その思いを知ってか知らずか、水嶋はデビュー前の2018年に顔を出さずに出演した『1周回って知らない話』(日本テレビ系)で母についてこう話している。

「普通のお母さんよりもスリリングなお母さんのほうが好き。いろいろあったし、ドギマギした状態が平凡より楽しいな」

 危うい母にも“ちむどんどん”する様子を見せる娘のおかげで、亡き父の心配からも無事“卒業”!?