聞き慣れない言葉で、彼女との関係を説明する。

「“ツインソウル”は魂の片割れのこと。前世に1つだった魂が枝分かれし、心が共鳴した間柄を指します。片方の感情や心情の変化もリンクするんです。元妻もツインソウルだったんですよ」

 Aさんと知り合ったのは、石川県にいた昨年のこと。

東京のツインソウルは「主婦」

「SNSを通して連絡があり、“私とあなたはツインソウルです。ぜひ会いましょう”と言われて。その後、石川県に足を運んでくれて何度かお会いしました。当時から資金援助してもらっていたんです」

 東京での窮状をAさんに相談したところ、すぐさま中部地方にある自宅に招かれ、4月の初めから居候生活がスタートした。

「Aさんとは“魂の恋人”というプラトニックな関係でした。いずれは婿養子にでもなろうかな、と考えたりもしていました」

代表作『未成年』の会見。左から北原雅樹、反町隆史、いしだ壱成、香取慎吾、河相我聞
代表作『未成年』の会見。左から北原雅樹、反町隆史、いしだ壱成、香取慎吾、河相我聞
【写真】いしだ壱成、朝5時のインスタライブで(本人いわく)医療大麻を“ガン吸い”、娘の顔もさらしてしまう

 穏やかな時間を過ごしていたが、4月下旬に壱成は打ち合わせのために東京へ。

「数日で戻る予定でしたが、打ち合わせや撮影が立て続けに入って。ホテル代はAさんに出してもらっていました。しばらく帰れないことを伝えたら“私はあなたが頑張ってくれることがうれしいから、東京で別のツインソウルを見つけてほしい。また会いに行くから無理しないで”と言ってくださり、居候をいったん解消しました」

 5月14日に元俳優の黒田勇樹とトークイベントを開催した際に、第2のツインソウルと出会う。

「僕のライブ配信によくコメントをくれていた都内在住の主婦・Bさんが客席にいて、イベント終了後に話しかけてくれたんです。彼女とはその日が初対面でしたが、ひと目で、彼女と僕はツインソウルだとわかりました

 運命的なものを感じた壱成は、その場で自分の付き人にならないかと提案する。

「今では仕事の打ち合わせにも同伴してもらっています。なにより彼女は“霊視”ができるので、オーラの良しあしがわかるんですよ」

 今度はBさん夫妻に食事や資金などを援助してもらう生活を始めた壱成。定住せずヤドカリのように過ごしていると、また新たなツインソウルが現れた。