お得たっぷりのふるさと納税。欲しい返礼品を確実に手に入れるにはコツが必要だ。

 大切なのは納税(寄付)のタイミング。多くの人は「納税」という言葉に惑わされて年末に集中しがち。ところがそのタイミングには、すでに人気のものが品切れだったり、ひと月後ぐらいの間に大量の返礼品が一度に押し寄せて冷蔵庫に入らなかったり、食べきれなかったりするケースもある。

専門家に聞いたふるさと納税のタイミング

 特に申し込み最終日の大みそかには、全国からの大量アクセスでサイトにつながらなくなってしまうことも。

「1年を通して分散して計画的に寄付することをおすすめしています。でも今年は特に、ここ1~2か月で積極的に申し込むのがおすすめ」と語るのは、ふるさと納税サイトを横断検索・比較できる「ふるさと納税ガイド」を運営している飛田啓介さん。

 今、始めたい理由は最近の物価高騰。スーパーで売られている野菜や肉などは物価上昇がたちまち価格に跳ね返ってくるが、ふるさと納税は、今月来月で返礼品の値段が変動するわけではない。

「寄付金額の見直しは不定期に行われますが、まだ見直し前の返礼品も多くあります。ただ年末にかけては、どうなるかわかりません」(飛田さん、以下同)

 また現在は、緊急支援品としてお得すぎる返礼品が登場。その多くはフードロス削減等を目的としているため、突発的にサイトに現れる。定期的なサイトチェックでお宝を見逃さないようにしたい。

「ふるさと納税の申し込み可能なサイトは主要なものだけでも17もあるため、すべてを確認するのは困難。そこで便利なのが横断サイト。還元率ランキング上位返礼品を一発で確認することができます」

 それぞれのサイトごとで申し込み可能な自治体や返礼品の数は異なるが、人気の返礼品はどのサイトにもだいたい共通して掲載されている。「ポイント還元などのキャンペーン」を使ってより有利に申し込みたい。

「普段から楽天市場を利用している人は、楽天お買い物マラソンなどのキャンペーン時期を狙う人が多い。そこに楽天ふるさと納税を加えて利用すれば、さらにポイント還元率がアップします。

 『ふるなび』であれば、直近の6月30日まで最大で12%還元を実施中。締め切り近くになると、人気の返礼品も品切れになるので、早めにゲットを」

 ただし人気やお得度につられて、即ポチはやめたほうがいい。

「口コミこそがリアルな評価。一見豪華な食材も鮮度や味が、“思ったほどでも”というものも多い。この産地だからきっとおいしいに違いない、という思い込みも捨てたほうがいいですね」

ふるさと納税のキホン知識

・応援したい全国自治体へ自由に寄付ができる
・寄付金額にあわせ特産品などがもらえる
・所得税/住民税の控除(寄付金額合計から2000円を除いた金額)
・寄付金の使い道も指定可能