いつ死んでもいいです

IKKOと和泉元彌のモノマネでブレイクのチョコレートプラネット(左が松尾駿、右が長田庄平)
IKKOと和泉元彌のモノマネでブレイクのチョコレートプラネット(左が松尾駿、右が長田庄平)
【写真】和泉一家の家族写真が圧巻すぎる!

 お笑いコンビ『チョコレートプラネット』が元彌のモノマネをしているが、そのことは温かく見守っている。

「テレビ番組で元彌が“ソロリ、ソロリ”の発音をちゃんと教えましたからね。ただ、もし脱線しすぎたらブレーキはかけなければいけません。彼らは狂言を楽しいものとして伝えているし、今のところ狂言が“傷むレベル”には至っていないので、まあ大丈夫でしょう」

 そもそも自身がテレビに出演したり、こうしたインタビューに応じるのも狂言を広めるため。

「主人の妹が2億8000万円もの借金を作ってしまったのですが、必死になって返しました。残りは2000万円くらい。借金は、ちゃんと真っ白にして、次の世代に引き継ぎたいと思っています。

 元彌はこれからも自分の演技を高めていくことが大切です。狂言というのは、勉強すればするほど奥が深いものなんですよ」

'02年、集まったマスコミに対して事情説明をする元彌(左)とセッチー
'02年、集まったマスコミに対して事情説明をする元彌(左)とセッチー

 自分が“悪役”になっても、息子と狂言を守りたい。

「孫も4人中3人が一人前になりました。やりきったという気持ちはありますから、いつ死んでもいいと思っております。とはいえ日本は、まだまだ“年功序列”を振りかざすオジサマたちも多い。だから、親の私が生きているほうが得なんですッ!」

 まだまだ“セッチー劇場”で楽しませてくれそうだ。