《どうやって復帰させるんだ?》

 人気刑事ドラマシリーズ『相棒』(テレビ朝日系)のシーズン21が10月からスタート。水谷豊演じる杉下右京の新しいバディが初代相棒・寺脇康文演じる亀山薫になると発表された。

退職した警察官は復職できる?

「亀山薫は捜査一課在籍中、指名手配犯を取り押さえようとしたところ、反対に人質にされるという失態を犯し、“人材の墓場”と呼ばれる特命係に左遷。そこで杉下右京とタッグを組むことになりました。熱血漢の亀山は論理的な右京とぶつかることも少なくありませんでしたが、次第に固い絆で結ばれていきました」(テレビ誌ライター)

 数々の事件を解決した名コンビはシーズン7の途中で特命係を去ることになった。

「亀山は高校時代の友人の死をきっかけに、子どもたちに“正義”を教えるため、不正が蔓延する南アジアの小国“サルウィン”(架空の国)への移住を決意。警察官を退職しました。その後のシリーズでは、回想シーンや登場人物の会話で出てくることはあっても、再会や連絡を取る描写はありませんでした。それだけに、どういう形で亀山が戻ってくるのかにも注目が集まっています」(同テレビ誌ライター)

犯罪評論家・コメンテーターの秋山博康氏

 警視庁に所属する右京と再び組むとなれば、復職するということ。現実の警察機構だとどういう復帰が考えられるのか。元徳島県警捜査一課警部で現在は犯罪コメンテーターの秋山博康さんはこう説明した。

「5年ほど前から再採用制度を全国で積極的に行うようになりました。通常、採用試験に合格すると、大卒で6カ月間、それ以外で10カ月間警察学校に入りますが、再採用では数週間や入らなくていい場合もあります。

 即戦力として期待しているため、階級も退職したときと同じで、配属も過去の経験を考慮します。例えば、刑事をしていたら刑事部門に入る可能性は高いです。4年前に私の元部下だった刑事が、再採用で戻ってきて刑事として復職しました」