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ー あの“クセ強め”な髪型が現場で流行

「俺の信念と気合を見せつけてやる。楽しみに待ってろ」

 すさまじい形相でこう吐き捨てたのは竹内涼真。主演を務める『六本木クラス』(テレビ朝日系)でのワンシーンだ。

「2020年に大ヒットした韓国ドラマ『梨泰院クラス』のリメイク作品です。国内最大の外食企業の御曹司とのトラブルをきっかけに服役することになった主人公の宮部新が、出所後に六本木という街で成功していく様子と、外食企業の会長への復讐を描いた物語です」(テレビ誌ライター)

 放送前は原作の『梨泰院クラス』ファンを中心に、リメイクに対する否定的な意見が多かったが、ふたを開けてみれば、

《回を追うごとにどんどんおもしろくなってる》

《出演者の演技力の高さがしっかり生かされてて良い》

 などと、ネット上では視聴者に好意的に受け入れられている印象だ。

「第3話までの平均視聴率は8・4%と少し物足りないですが、見逃し配信も好調で、初回の再生回数は5日間で241万回を記録。これは、テレ朝の歴代最高記録です」(同・テレビ誌ライター)

 順風満帆に見えるが、6月中旬にはメインキャストである竹内と新木優子のコロナ感染が発覚し、撮影がストップするというアクシデントに見舞われていた。

「やはり主演俳優の感染というのが痛い。竹内さん抜きで撮れるシーンは限られてしまいますから。10日間、撮影ができなかったので、今もスケジュール的には2週間くらい押してしまっていますね。これ以上、撮影を止めるわけにはいかないのですが、最近は日に日にコロナの感染者も増えていますから、スタッフも戦々恐々としています」(制作会社関係者)

あの“クセ強め”な髪型が現場で流行

『六本木クラス』の現場でも、さぞかし重苦しい空気が漂っている……と思いきや、

「撮影現場では、劇中で竹内さん演じる“宮部新(あらた)”の特徴的な髪型がトレンドになっていますよ。制作発表会見では、“2人のスタッフがまねしてくれた”と竹内さんが語っていましたが、それから同じくまねするスタッフが続出したんです」(同・制作会社関係者)

 竹内の髪型は、『梨泰院クラス』の主人公パク・セロイの“セロイカット”をモチーフにしたもの。3日に1回はメンテナンスに通わなければいけないほど、髪型のキープは大変だという。

「呼びかけがあったわけではないんですが、1人、また1人という感じで気がついたら増えていました。みんな“暑くなってきたから短髪にした”なんて照れ隠しをしていますけどね。そのおかげで現場には一体感が生まれ、いい雰囲気で撮影が進んでいます」(同・制作会社関係者)

 “アラタカット”が日本のトレンドになる日も遠くない!?