金銭的にはまったく問題ない

 こういった羽生の思いをのせて、プロ転向を発表した翌日には4回転アクセルの世界初認定を記念したグッズの予約が株式会社ラフィーネインターナショナルの特設サイトで開始された。『9歳の僕と王様のジャンプ』という商品だ。

切手やスマホリング、クリアファイルなどの組み合わせで“9歳の僕”と“王様のジャンプ”がテーマの2種類がそれぞれ6360円、それらとオリジナルフレームが入った特別パッケージが1万3000円で販売されます。

 本来、8月上旬ごろの予約開始を予定していたそうですが、羽生選手のプロ転向発表に伴って、予約開始が7月20日に早まったと聞いています」(フィギュアスケート関係者、以下同)

 世界中にファンがいる羽生だが、購入することができるのは日本国内のみだ。

「プロ転向のお祝いに、と複数購入するファンも多いようで、売れ行きは好調です。決して値段の安いグッズではありませんが、予約開始から1週間もたたないうちに、売り上げは1億円を超えていたそうです」

 計算すると、1万セット程度が売れている計算になる。

「プロ転向したことにより、収益の一部を日本スケート連盟に納付する必要がなくなったので、これまで以上の金額が羽生選手のもとに入ることでしょう。また、プロ転向発表後、アマチュア時代からのスポンサー各社も引き続き支援を表明しています。羽生選手は、この先のビジョンとして“スケートを見たことがない人でも楽しめるショー”などを掲げ、実現可能かわからないとしていましたが、金銭的にはまったく問題ないでしょう

 これだけの援軍がいれば、どんなことでも実現させられるはず!