“反省の色ナシ”のリツイート

 週刊女性PRIMEは、サイケ・デリーさん公式ホームページより、8月16日14時53分に今回の件で批判の声が上がっていることに対しての見解を問い合わせた。すると同日19時30分にお詫びのツイートがサイケ・デリーさん公式ツイッターに、『サイケ・デリーさん運営スタッフ』名義で投稿された(こちらからの問い合わせに対する返答は、再度問い合わせたがなかった。また前出の“コピー”は、現在、ホームページにはなくなっている)。

《この度ツイッターに投稿されたサイケ・デリーさん出演動画により、不快な思いをされた方々にお詫び申し上げます》

《該当の動画2018年放映のTV番組の出演シーンの一部を切り取られたものです》

 “行為”については、《台本があるもの》《番組の出演者、関係者の方は流れを把握しております》としたが、《今後の方向性については、慎重に検討を重ねて参ります》と、今後のサイケ・デリーさんの“舌”を改めることも検討されるような文面もあった。

今回の件で、批判の声が大きくなったのは、サイケ・デリーさんがツイッターにて、騒動の発端となった一般ユーザーのツイートを悪びれる様子もなく引用リツイートしたことも理由の1つでしょう。つまり、その時点では悪いこととは思っておらず、まったく“反省の色ナシ”という様子であったことでより拡散された印象です。引用リツイートは現在は削除されていますが、その後の“お詫び”だったのは悪手だったのでは」(同・テレビ誌ライター)

 コンプライアンスなどで表現を規制しすぎるのも問題という声はある。しかし、立場や意見が違っていたとしても、批判が上がっているのであれば、それに対しては真摯に対応すべきだったのではないか。

 ルックスが“ゆるくない”ことは問題ではないが、行為がゆるくないゆるキャラでは……。