木村は特定のイメージが定着するのを避けるため、かつてはどんなにヒットした作品でも続編は引き受けないことで知られていた。

「キャリアを重ねていくうちに“視聴者が求めているなら”と、考え方も柔軟になっていったようですね。フジ系ドラマ『HERO』の続編を引き受けたのを皮切りに、テレ朝系ドラマ『BG~身辺警護人~』や2019年公開の映画『マスカレード・ホテル』も続編が製作されています」(広告代理店関係者)

連ドラに続いて映画版も調整へ

 今回オファーを受けた背景には、今年放送されたドラマも関係があるようで……。

「来春の月9出演が決まった際、フジ側から『教場』の続編を改めて打診されたものの、“新しいキャラクターを演じたい”と木村さんが首を縦に振らず、フジ側も1度は別の作品で準備を進めていたそうです。しかし今年4月期にテレ朝系で放送され、オリジナル脚本で挑んだ『未来への10カウント』が思ったより話題にならなかった。木村さんとしても消化不良を感じていたようです。そんなときに再度、フジ側から続編を打診されたことで、新境地を開拓して高い評価を得た『教場』への出演を決めたようですね」(制作会社関係者)

 気になる連ドラ版の中身だが、原作のシリーズ第3弾『教場0 刑事指導官・風間公親』をベースに、木村演じる主人公が警察学校に来る前の刑事部捜査一課の刑事時代を描くという。

 念願の連ドラ化とあって、共演者も豪華キャストが顔をそろえることになりそうだ。

「まだ最終調整中ですが、主演級のビッグネームや注目の若手俳優が続々と候補に挙がっています。またスペシャルドラマ版で警察学校の校長役を演じた小日向文世さんなど、おなじみの『教場』メンバーも登場予定。話題作が続いている月9の中でも、群を抜いて豪華な顔ぶれになるため、フジとしては、全話2ケタを突破してほしいでしょうね」(前出・広告代理店関係者)

 社運を懸けたビッグプロジェクトとあり、連ドラ以外の展開も。

「原作の第4弾『風間教場』をもとに映画版の準備も進んでいるといいます。こちらは警察学校での生徒たちの成長を描く作品になるようで、連ドラ版を今年11月から来春にかけて撮影。その後に順次、映画版の撮影に入る予定です。公開は来年末を予定していて、生徒役のキャストに関しては、まだ決まっていません」(映画配給会社関係者)