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ー 電話に出たのは山田の父で……

 山田孝之(38)と映画プロデューサーの伊藤主税らが、自由で新しい映画製作を実現させるために立ち上げた、短編映画の制作プロジェクト『MIRRORLIAR FILMS』の第4弾が9月2日に公開された。

「斎藤工さんやムロツヨシさんなどが監督を務めた短編作品9本で構成されています。中でも、水川あさみさんが初監督を務めた、夫の窪田正孝さん主演の『おとこのことを』は、夫婦の共作ということもあり注目を集めています」(スポーツ紙記者)

 このプロジェクトを通じて、新たなクリエイターの発掘や育成を目指す山田。それ以外にも“育成”しているものがある。

全国各地の畑で野菜を育てているのです。山田さんが主宰する『原点回帰』というコミュニティーのプロジェクトの一環として行っています。“自給自足”や“地球への恩返し”を目的としたコミュニティーで、海外にもメンバーがいるそうです。選考を通過すると、1か月1万1000円の会費を支払って入会することができます」(芸能プロ関係者)

電話に出たのは山田の父で……

『原点回帰』のメンバー“帰人”は第5期まで募集された(『原点回帰』ウェブサイトより)
『原点回帰』のメンバー“帰人”は第5期まで募集された(『原点回帰』ウェブサイトより)

 参加者は“帰人”と呼ばれている。

「“帰人”は山田さんが農業などの専門家と対談する動画を視聴できたり、専用ストアで買い物をできたりします。メインの活動が農業で、今では埼玉県、山梨県、石川県、大阪府など全国10か所以上に畑があります。“帰人”と山田さんがゼロから畑を耕すところから始まり、ナスやトウモロコシ、ゴーヤ、ニンジンなどさまざまな野菜が収穫されています」(同・芸能プロ関係者)

 8月に佐賀県の農場で収穫祭が行われた際、WEBメディアのインタビューで次のステップについて聞かれると、山田は次のように答えた。

《日本のいろんな場所に増えてきた『原点回帰』の畑で、それぞれ何を育てるのがいいのかということもちょっとずつ見えてきたので。どこ畑の何をどのお店に卸すみたいなこととかが少しずつできていけたらいいなっていう感じですね》

 この先、どこで『原点回帰』の野菜が食べられるようになるのか。そこで、地元・鹿児島県で山田がプロデュースするダイニングバーに電話をすると、対応してくれたのは山田の父親だった。

私も20年近く店を続けてだいぶスタミナが切れてきたので、息子からは“身体に気をつけながらぼちぼちやって”と言われます。電話をするのはときどきですが、LINEでよく連絡はとっています」(山田の父、以下同)

 と、親子関係は良好な様子。では、お店で山田が作った野菜は食べられるの?

もし野菜をどこかのお店に卸すのであれば、産地に近いところになるでしょうね。鹿児島県にも畑があるみたいですが、私にはまだそういう提案はないです

 少し残念だが、山田の野菜を仕入れてみたいかを聞くと、

それはもうぜひ

 と前向き。いつかきっと、親子共演が楽しめるはず!