平井凛太郎容疑者の所有する黒ベンツはなぜかボコボコになっていて…
平井凛太郎容疑者の所有する黒ベンツはなぜかボコボコになっていて…
【写真】容疑者の所有する黒ベンツが目を疑うほど異常な状態で…

 5年ほど前、容疑者が20歳になる前に、長女と前妻の3人で現在の枚方市にあるアパートに引っ越ししてきた。3LDKの広さで家賃は月6万8000円ほど。

「アパート前の駐車場は4つも借りていてね。軽ワゴンの他に、ベンツやらクラウンやら高級車も持っていた。最初は中古車の販売をやっているのかと思った」(アパートの住民)

 だが容疑者の仕事はアマゾンなどの配送を請け負うフリーの運送業で、忙しい毎日を送っていたという。

「家賃と駐車場を合わせると月に10万円以上だけど、一度も滞納はなかったみたい。見た目はヤンキーだけど意外に働き者で、かなり稼いでいたと思うよ。ときどきは前妻の父親が子どもの世話をしにきていました」(同・住民)

いつの間にか“妻”が入れ代わっていた

 一方、こんな声も。

「今回の事件で知ったんだけど、いつの間にか“妻”が入れ代わっていたね。前妻はスラッとした美人タイプで、今の人(内縁の妻)はかわいらしいタイプで、人が違っているのはわかる(笑)。近所の人の話だと“女性は見るたびにクルクル変わっていた”とも聞いたよ」(別の住民)

 今年の春ごろには、内縁の妻の父親らしき人物とトラブルが起きていた。

「初老の男性が“娘を出せ! ここにいることはわかってるんや!”ってアパートの玄関前で怒鳴っていた。最後は警察が介入する事態になっていましたよ」(前出・住民)

 子どもへの虐待はパートナーの連れ子に対するケースが多いが、

「長女も次女も前妻とあいつ(容疑者)の間で産まれた子で、間違いなく実子だよ。前妻が去ったおよそ1年前で、今のカノジョ(内縁の妻)と同居するようになった」

 内縁の妻が血縁関係のない2人の娘の面倒をみていたようだ。捜査関係者はこう話す。

「次女に対する躾は度を越えていて、単なる暴力だと思って内縁の妻は通報。大人しい長女に対しては虐待するようなことはなかったようです。ただ、容疑者本人は次女に対する躾だと思っているようで、今のところ後悔も反省もしていない」

 エアガンの一件以来、娘2人は児童相談所に預けられ、内縁の妻も部屋を去った。実子2人が寂しい思いをしているというのに、それでも平井容疑者は目が覚めないのだろうか。