ヒカルといえば、チャンネル登録者数484万人(9月26日現在)を誇るYouTuberで、6月4日公開の動画「時給1000万越え?ホストで誕生日を迎えたヒカルの1日に完全密着しました」で“新宿・歌舞伎町のホストとして勤務する”という企画にも、多くのファンが駆けつけていた。

 ちなみに、同企画中には奥野氏がキックボクサーのピーター・アーツを連れて来店。この時はヒカルが奥野氏との関係を詳しく話すことはなかったが、同氏は次から次へと高級酒を注文し、最終的に3200万円の支払いでヒカルの売上に貢献したのだった。

「同じ気持ちっすよ、視聴者の人と」

 その後、ヒカルは改めて奥野氏とのコラボ動画「この人何者?ホストで3200万使い大物達が支持するごぼうの党の党首とサシで話してきました【奥野たかし】」を公開。ホスト企画の動画を見た視聴者から「この人を一度取り上げてほしい」との要望が寄せられていたと前置きしつつ、それまで世間では謎に包まれていたごぼうの党の代表が、実は奥野氏であると明らかにした。

「この人何者?」の動画では、奥野氏が「(ヒカルとはホスト企画で)1年半ぶりに会ったやんか? で、そっから会う、会う」と報告。ヒカル「あのホスト(企画)から4回、5回ぐらい。結構偶然で会いました」と、奥野氏と顔を合わせる機会が増えたことは認めながらも、「俺は会いたくはなかったけど、なんかおった」「今ギリギリ、やっとLINE返すぐらいの関係です。僕と奥野さん。勘違いしないでほしいのは」と、やや距離感があることを強調していた。

花束事件を起こした奥野氏に関する誹謗中傷を受け、意見を述べるヒカル(ヒカルのTwitterより)
花束事件を起こした奥野氏に関する誹謗中傷を受け、意見を述べるヒカル(ヒカルのTwitterより)
【写真】メイウェザーへの花束を“投げ落とした”『ごぼうの党』の党首

 一方、同動画で奥野氏は、自身が複数の会社を経営している人物であることを説明しつつ、過去にヒカルと食事した時に「自分が『こういうことをやりたいんだよね』って話をしたことがあって、で、それを(ヒカルが)覚えててくれて」などと回顧。これにはヒカルも「奥野さんと初めてか、2回目ぐらいに会った時に、いろいろ話をしてもらって“あ、いいな”と思う意見があったんで、それを僕、YouTubeで言ったんすよ」と補足。

 奥野氏によると、ヒカルがYouTubeで話してくれたおかげで、「自分が20何年やってる会社で初めての(額に及ぶ)、1日の売上みたいなことが出たりして」と、ビジネスに良い影響があったということだった。

 つまり、奥野氏はヒカルに恩を感じていたため、ホスト企画で3200万円も使ったのだそう。そんなホスト企画でも、ヒカルは“奥野氏のLINEを無視していた”という話をしており、改めて正式にコラボした動画でも同様の発言をしていたほか、「“この人何者なんだろう”と思いながら、俺も。同じ気持ちっすよ、視聴者の人と。“何しでかすんだろう”みたいな」と、やはり“あまり知らない”というアピールをしていた。