押川医師監修『がん防災』チェックリスト

がん検診は受けましたか?

 国が定めるがん検診は必ず受けましょう。ご家族も受診はすんでいますか? 状況を毎年確認しましょう。

がんは早期発見できれば5年生存率が90%以上。定期的な検診で身体の不調を見つけよう
がんは早期発見できれば5年生存率が90%以上。定期的な検診で身体の不調を見つけよう
【漫画で解説】“要精密検査”を放置していたら手遅れになる!?

■二次検診は行きましたか?

 要再検査、要精密検査と言われたら、しっかり受診を。

■加入している民間保険の保障内容を確認していますか?

「いざという時に使えない」がないよう、保障内容を確認しましょう。

■会社の健康保険組合のホームページを見たことがありますか?

 高額療養費制度、傷病手当金などの情報を確認しましょう。

■会社の就業規則を確認しましたか?

 病気になったときの休暇・休職制度などを見ておきましょう。

■近くのがん相談支援センターを知っていますか?

 いざという時の相談先です。場所と連絡先を確認しておきましょう。

■かかりつけの病院情報を共有しておきましょう

 意外に家族が通っている病院を知らないことがあります。いざという時に困らないように情報共有しておきましょう。

■定期的にがんの情報更新をしましょう

 がんの治療は日進月歩です。信頼できる情報源から必要に応じて情報更新を行いましょう。

チェックした数が……
5つ以上:基本的な準備OK! 継続しましょう
5つ未満:あなたと家族を守るためにもしっかり備えましょう

押川勝太郎医師
1995年宮崎大学医学部卒業。専門は抗がん剤治療、緩和ケア。25年間で1万人以上の全国のがん患者と直接対話し、毎週日曜日夜にYouTube「がん防災チャンネル」でがん相談飲み会ライブ(同時視聴500人)を開催中。

取材・文/オフィス三銃士 データ素材提供:(一社)がんと働く応援団