目次
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ー アン・ボヒョン、初主演ドラマへの意気込み ー アクションシーンはスタントマンを使わずに
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ー 『軍検事ドーベルマン』、日本の視聴者へのおすすめポイントは?

「初主演だったのでプレッシャーを感じましたが、監督が“ドーベルマンという単語を思い浮かべたとき、アン・ボヒョンが思い浮かんだ。強靭で、悪にも勝てるような人だ”とおっしゃっていただいて、すごくありがたかったです」

 大ヒットドラマ『梨泰院クラス』で、パク・セロイ(パク・ソジュン)を潰そうとする長家の長男、チャン・グンウォンを演じて日本でも大ブレイクしたアン・ボヒョン(34)。待望の初主演ドラマ『軍検事ドーベルマン』が、10月26日よりCS衛星劇場でスタートする。

アン・ボヒョン、初主演ドラマへの意気込み

 韓国で初めての“軍法廷”を舞台にしたドラマで、ボヒョンは軍検事のド・ベマンを演じる。金に忠誠を誓う軍検事、ベマン。1か月後に迫った除隊を待ち望む彼の前に、「法に勝る階級はない」と、軍法を第一に考える新任検事、チャ・ウイン(チョ・ボア)が現れる。彼女とともに軍隊内で起こる事件を解決し、真実を知るにつれ、ベマンは真の軍検事として成長していく……。

 べマンについて、

「誰よりもお金と権力に対する欲が大きいのですが、軍隊内で起きた真実を知り、正義を探していく。一度噛んだら離さない、猟犬のように強靭なキャラクターです」

 と分析するボヒョン。自身との共通点については、

「ド・ベマンも簡単にあきらめないタイプですし、僕も根気よくあきらめずに直進するタイプではあったので、そういう部分が少し似ていたと思います。彼は、外見的には強いふりをしていますが、実は心の中はすごく温かくて情が深い人物。そのような部分が、とても魅力的だなと」

アクションシーンはスタントマンを使わずに

 9月に開催されたドラマのトークイベントでは、「役と自分は、50パーセント以上は似ていると思います」と語り、それを検証すべく、劇中でのシーンについてベマンと同じ行動を取るかどうか、Q&Aが実施された。

 人質になったウインをベマンが助けるシーンでは、「僕も、困っている人がいたら、絶対に助けると思います」と即答。また、ベマン同様に勘がいいほうかという問いにも、ニコニコ笑顔で◯の札を。

アン・ボヒョン(C)松竹ブロードキャスティング/撮影:矢嶋英幸
アン・ボヒョン(C)松竹ブロードキャスティング/撮影:矢嶋英幸

「すべての面で、僕は勘がいいと思います。これまで多くの作品に出演して、すべてがうまくいっているので、そう言えるのかもしれません。“これは必ず自分が出るべきだ”と、ピンとくるときがあるんです。特に『梨泰院クラス』のときは、そうでした」

 また、気になることや怪しいと思うことをとことん調べるかどうかについても、◯。

「小さいころから好奇心旺盛で、気になることがあると、とことん突き止めたいという子どもでした。それは今も変わらず、急に宇宙に関心を持ってしまったり(笑)」

 最後の“敵が多くても立ち向かうべマンだが、ボヒョンなら?”という設問には、会場からの「立ち向かうと思う。カッコいいから」という声に、×の札を出しかけて笑いをとりつつ、◯を。

「×を出そうと思っていたのですが、カッコいいからとおっしゃっていただいたので、カッコよく立ち向かいます(笑)」

 見事、役とのシンクロ率100パーセントという結果に!