言葉を選びながらも、滝沢氏、そして翼の決断を代弁するとともに、ファンにも理解を求めた剛。このラジオが収録された時はおそらく、ジャニーさんからの“後継者”指名の話が伝えられていなかったのだろう。滝沢氏からジャニーズの退社を相談されていたのかもしれない。続けてーー、

事務所去っても会いたい

今後どんな風にして滝沢と交流できるのか、翼と交流できるのかはわからないけど、事務所を去ったとてね。会える時があったら会いたいなあと思います。なんか事務所いなくなったから急にバイバイって、“(俺たち)そんな関係?”っていうね。だから、もしよかったら滝沢も翼も、このラジオにハガキ送ってください。じゃあ、『愛されるより愛したい』にしましょうか》

 最後は剛らしく笑いを交えつつも、滝沢氏に“事務所を辞めても俺たちは仲間”であると、そんな思いを伝えるような放送となった。

「タッキーが裏方に回った後、ジャニーさんは光一や剛と顔を合わせるたびに“滝沢をサポートしてほしい”と声をかけていたといいます。実際、タッキーが演出に関わった舞台に光一がサポートを務めたり、また剛が楽曲提供したりと何かと関わりを見せていました。

 もしかしたらジャニーズを辞めた今、剛はあの調子で“タッキー、元気?”とばかりに声をかけて、何らかの形でのサポートに動くことも十分に考えられると思います」(前出・編集者)

 剛が常々口にしていたというのが「人生は1度きり」。滝沢氏はそんな恩人の言葉に背中を押されたのかもしれない。