時代とともに、次々と名作アニメが誕生していく。10年後には、「もう一度見たい」と思うアニメも変わっているかもしれない。

「昔のアニメ=テレビでしたが、今はディズニープラスやNetflixなどでしか見られないアニメもある。今は、最もコンテンツが豊富な時代だと思います。細分化しすぎていて、すべてを追いきれないから、かつてのような“みんなが見ているアニメ”は生まれづらいでしょう。

 しかし、心に残るというのは別。『鬼滅の刃』のようなアニメは、いつまでもあるのではないか」(鷹鳥屋さん)

「もう一度見たい」、そう思える作品が今後も日本から生まれることを願うばかり。

【大好き! アニメ“推しキャラ”TOP10】

〈1位〉ドラえもん『ドラえもん』('73年〜)/88票
〈2位〉江戸川コナン『名探偵コナン』('96年〜)/52票
〈3位〉月野うさぎ『美少女戦士セーラームーン』(92〜'97年)/41票
〈4位〉キャンディス・ホワイト・アードレー『キャンディ・キャンディ』('76〜'79年)/33票
〈5位〉ラム『うる星やつら』('81〜'86年ほか)/31票
〈6位〉ハイジ『アルプスの少女ハイジ』('74年)/28票
〈7位〉オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ『ベルサイユのばら』('79〜'80年)/26票
〈8位〉まる子(さくらももこ)『ちびまる子ちゃん』('90年〜)/25票
〈9位〉ルパン三世『ルパン三世』('71年〜)/23票
〈10位〉孫悟空『ドラゴンボール』('85〜'89年ほか)/21票

お話を伺ったのは……

鷹鳥屋明(たかとりや・あきら)
1985年、大分県生まれ。メーカー、商社、NGO職員として働く間に「中東で一番有名なサラリーマン」として中東で話題に。現在は日本のゲーム会社で、漫画やアニメのアライアンス案件などを担当。

取材・文/我妻弘崇