かつて19歳だった少年は現金7万円を握りしめ、逃げ出した――。

「警視庁巣鴨署は、11月14日に宅配代行サービス『ウーバーイーツ』の配達員である市川拓磨容疑者(27)を、豊島区内のマンションに侵入した疑いで逮捕しました。市川容疑者は10月12日と13日の2日間にわたって、20代女性らが住むマンションの玄関ドアに“カレーをかける”という嫌がらせをしていました」(全国紙社会部記者)

 なんとも迷惑な犯行だが、この男には“ある過去”がある。

「約8年前に逮捕された、あの“つまようじ少年”が市川容疑者なんですよ」(同・全国紙社会部記者)

“つまようじ少年”と言われた市川容疑者は、いったいどんな犯罪に手を染めたのか。

「2015年1月、市川容疑者はスーパーで販売されているスナック菓子のフタに“つまようじを突き刺して混入させる”という悪質ないたずらを行い、その様子を撮影した動画を自身のユーチューブチャンネルで公開していたのです。マスコミが一斉にこの“いたずら行為”を報じたために話題になったのですが、市川容疑者はさらに公開した動画で現金7万円を元手に逃亡することを宣言。これにより警視庁は市川容疑者を全国に指名手配しました。当時は19歳でしたから、市川容疑者の氏名は報道されなかったため“つまようじ少年”と呼ばれていましたが、ネット上では市川容疑者の個人情報が特定されて晒されていました」(ネットニュース編集者)

無能、無能、無能警察~

 さらに説明を続ける。

「この事件が話題になった理由として、市川容疑者は警察から逃亡する様子を撮影して、動画を公開。動画では“無能警察は、まだ私を捕まえられないんです。無能だからしょうがないよね。無能、無能、無能警察~”などと歌ったり、“(逃げ切るのは)超余裕”と発言するなど、警察を挑発する場面もありました。別の動画では“声を大にして言いたいんですが、少年法の改正を訴えます”と述べたうえで“18歳以上の子は、物事の判断がつくんだから少年法はいらないんですよ”“私が少年院に捕まっても1、2年しか入所しない”などと、少年法に問題があると、犯行はあたかも社会正義のためだと主張していました」(同・ネットニュース編集者)

 この後、すぐに“御用”となった市川容疑者だったが、事件から7年10か月後となる今年10月には、ABEMAのインターネット番組に出演していた。