スナック菓子のフタにつまようじを突き刺して混入させる市川拓磨容疑者(本人YouTubeより)
スナック菓子のフタにつまようじを突き刺して混入させる市川拓磨容疑者(本人YouTubeより)
【写真】「超余裕!」「つまようじ1本で有名にだってなれる!」容疑者が作成したトンデモLINEスタンプなど

「非行少年に関する特集で出演したのです。少年院には3回入っていたことを明かしました。1回目は15歳のときにネット掲示板『2ちゃんねる』に《新宿駅の近くで、3人で通り魔を起こす》と書き込み、威力業務妨害で逮捕。少年院に入り、1年3か月後に社会復帰を果たすも、17歳のときには無差別殺害予告をする動画を投稿し逮捕され、再び少年院に……。そして3度目が“つまようじ事件”です」(同・ネットニュース編集者)

 番組では3度も少年院に入ったことについて、こんな思いを述べていた。

「多くの人に迷惑をかけずとも、あるいは自分の時間を少年院に入ったりとかで無駄にしなくても、普通に社会で生きていけたんじゃないか。後悔というか、馬鹿だなあと正直、自分で思う」

 市川容疑者は今年で27歳となり、過去の自分の過ちを反省していた……はずだったが、今回4度目の逮捕へと至ったその動機は、依然として幼稚なものだった。

黙秘権を行使します

「ウーバーイーツの配達員として働く市川容疑者は、11月12日に被害女性の自宅に商品の配達をしたことがあった。その際に、届けた商品を間違えたか、道を間違えて配達に時間がかかってしまったのか、被害女性は市川容疑者のサービスに“低評価”をつけたのです。それに市川容疑者は腹を立て犯行に及んだとのこと。市川容疑者は犯行について“知りません。黙秘権を行使します”と話しています」(前出・全国紙社会部記者)

 ABEMAの番組では、さまざまな事件を引き起こした理由について、市川容疑者はこうも語っていた。

「社会に居場所がなかったといいますか、社会から常に疎外されていると感じておりまして、誰からも必要とされていないという思いが強い中で自暴自棄になって、犯罪に手を染めてしまいました」

 今度は“悪い評価”をつけられたことで疎外感を感じ、また自暴自棄になったと言い訳するのか――。