これまで6匹のうさぎを飼育、現在はもずく(オス、5歳)1匹

 1年ほどで亡くなった子もいます。数時間前まで走り回り、疲れて寝ていると思っていたら、体調が悪くなっていたこともありました。

 うさぎは繊細な生き物。常にしゃべりかけて体調を見ています。

 ほかにも習性で家族1人にしかなつかないと言われていて、さらに順位付けもします。わが家ではもずくがリーダーで、2番目が奥さん、最下位は僕です。

 おやつ担当の奥さんを見つめる表情はキラキラしています。僕は掃除、食事など身の周りすべてのお世話を担当していて、髭男爵だけでなく家でも召使いです(笑)。

 うさぎは縄張り意識も強く、警戒したり怒っているときには、後ろ足を床に叩きつけ音をたてる“足ダン”をします。

 ケージ内の掃除で縄張りをいじられるのを嫌がっているのがわかるし、病院やグルーミングに行く際、もずくを捕まえる役の僕はどうしても嫌われてしまいます。

もずくに嫌われても好きな理由は?

 片思い感です。ワンちゃんや猫ちゃんはすぐになついてくれると思うけど、個体差もありますがうさぎはなかなかなつかない。

 毎日お世話をして名前を呼び続け、ようやく半年たった頃に耳がピクッと反応。99.9%がツンだけど、残った0.1%のデレがたまらないんです。

 好き好きと言い続けて、なかなか振り向いてもらえない。普段は話してもらえない学校のマドンナに声をかけてもらったような気分です。追いかけるタイプの僕の恋愛観に似ているのかもしれません。もずくは男の子ですが、毎日恋しています(笑)。

ひぐち君「家でも召使いです(笑)」(C)ひぐち君
ひぐち君「家でも召使いです(笑)」(C)ひぐち君
【写真】髭男爵ひぐち君が可愛がっているうさぎのもずく