当日の状況を主催の『株式会社ジー・アイ・ピー』に聞くと、担当者が取材に応じた。

ファンクラブ枠の700席を重複販売

仙台公演の翌日に、吉川晃司の公式サイトと主催会社のサイトで、トラブルの調査結果とお詫びが掲載された(公式サイトより)
仙台公演の翌日に、吉川晃司の公式サイトと主催会社のサイトで、トラブルの調査結果とお詫びが掲載された(公式サイトより)
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「開演が40分ほど遅れたのは事実です。一般枠には本来2階席を販売する予定だったところ、ファンクラブ枠ですでに販売していた1階席を、重複販売してしまっておりました。700弱の席で発生しており、申し込みが先だったファンクラブ枠を優先し、一般枠のチケットをお持ちの方は、前列のチケットを持っている方から順に代わりの席をご案内しました。しかし、スムーズに対処しきれなかった部分もございます。ライブを楽しみにされていた、対象の方へのお詫びについては、現在協議中です」

 公演の翌日、吉川の公式サイトと主催会社のサイトにはお詫びが掲載された。

《弊社より配券業務を委託している、ぴあ株式会社が、ファンクラブK2会員様用の座席をローソンチケット様へ販売可能な座席として配券指示を行ってしまったことが原因と判明いたしました》(主催会社のサイトより)

 ミスのあった配券会社には、ぜひとも教官からの厳しい指導を……。