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ー 後輩を引き連れて食事会を
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ー 大谷1人の経済効果は500億円!?

 

 世界中を虜にした。

 WBC(ワールドベースボールクラシック)で3大会14年ぶりの世界一に輝いた侍ジャパン。常にその輪の中心にいたのは大谷翔平に他ならない。

後輩を引き連れて食事会を

 米国との決勝戦。9回のマウンドに立つと、最後の打者となったエンゼルスのチームメイト、トラウトを空振り三振に仕留め、雄叫びを上げてグラブと帽子を投げ捨て歓喜の輪に飛び込んだ。先発としては2試合に登板。打者としてはオーストラリア戦で自身の広告看板直撃となる特大アーチを放った。

 派手なホームランだけではない。イタリア戦では極端だった守備シフトの裏をついたセーフティバントでファンをクギ付けに。ベンチに戻れば、不振にあえぐ村上宗隆に積極的な声かけをしたり、最前列に座ってチームメイトのプレーに大きなリアクションで反応したり。そんな大谷の姿は「珍しい」らしい。

「エンゼルスでも選手のモノマネを披露したり、チームメイトにちょっかいをかけたり、大谷選手のいたずらっ子でお茶目なキャラクターは定着していますが、今回のWBCのように闘志をむき出しにしてみせたり、ベンチの最前列で盛り上げ役に徹したりするのはちょっと珍しい光景でした」(メジャー担当記者)

 グラウンドの外でも普段の大谷とは少し様子が違うようだ。

 大谷といえば、日本ハム時代から選手と酒席を囲むことに消極的な“インドア派”。自身のルーティンを崩してまで飲み歩くことを嫌い、誘われた相手が先輩であろうとキッパリ断るのが当たり前だった。ところが…。

食生活に気を遣っている影響もあると思いますが、日本で過ごした今年のオフ期間、3か月で4回しか外食していないという話もあるほどインドア生活は健在。相手も高校時代の友人といった気心知れた仲ばかりだったそう。そんな大谷が今回、WBCでは後輩たちを引き連れて食事会をしたというから驚きました。

 メキシコ戦前の18日で、メンバーは山本由伸、村上宗隆、ヌートバー、宮城大弥、水原一平通訳。場所はマイアミにある高級日本料理店で、食事をしながら米国対ベネズエラをテレビ観戦していたそうです。練習後には大谷が『由伸が連れて行ってほしいというのでしょうがなく行った感じです』と笑顔で明かしていました。

 食事代は大谷のおごりだったとか。外食に消極的な大谷がそこまでするとは意外でした。それだけ侍ジャパンは特別だったということでしょう。厳密にはオフシーズンということもあるでしょうが、今回のWBCにかける思いがかなり強かったといえます」(スポーツ紙記者)