目次
Page 1
ー 離婚なんて絶対にありえない──ブログに綴っていたこと
Page 2
ー 「なぎちゃんの話題性のために付き合ったようなもんだよねぇ」

 2月22日に年上一般男性と3度目の結婚をしたことを報告した女優の遠野なぎこ(43)が3月22日にブログを更新。離婚していたことを明かした。結婚からわずか2週間、3度目の“スピード”離婚となった。

『ご報告』と題されたブログには、

《私事で恐縮ですが、私、遠野なぎこは3月7日に離婚致しました。お相手の方が一般の方の為、この場を持ってのご報告とさせて頂きます。互いに違う人生を歩む事になりましたが、皆様どうぞこれからも宜しくお願い致します》

 と綴られている。

 これまでも離婚までの期間において“芸能界最速”の記録を持っていた遠野。2009年、2歳下の会社員と結婚したが、1カ月後には別居し、結婚生活は72日間しか続かなかった。2014年にはバー経営の男性と再婚するも、わずか55日で離婚した。

結婚生活2週間で離婚を発表した遠野なぎこがブログにアップしていた猫との写真(2023年)
結婚生活2週間で離婚を発表した遠野なぎこがブログにアップしていた猫との写真(2023年)

「3度目となった今回の男性は少し年上の会社員男性。マッチングアプリで出会い、実際に顔を合わせたのは1月2日。そこから2ヶ月ほどで結婚。プロポーズをされたわけではなく、手紙つきの指輪を渡されたんだそう。当時、遠野さんは同居はしていないと明かし、“私があまり人と暮らすのが得意じゃないので様子をみながら”としていました」(スポーツ紙記者)

離婚なんて絶対にありえない──ブログに綴っていたこと

 3度目の離婚報告はブログにて、上記のような数行の質素な文章で終わっていたが、2度目の離婚報告をした2014年6月30日のブログでは、それとは対照的に赤裸々に思いを綴った内容になっていた。それは《関係者の皆様へ》と《ブログ仲間の皆様へ》と各方面に向けて書き分けられた2部構成の記事。前者の項では離婚した事実とともに、

《二度目の結婚だったにも関わらず…経験に学ぶことなく、自分自身が負担に感じる程に“妻”という形に縛られてしまった結果です》

 と離婚した理由について淡々と述べた。しかし、一方で《ブログ仲間の皆様へ》のパートは、遠野の体温が感じられるような、心中を吐露した文面になっている。《…みんな、ゴメンね》からはじまり、このようなことが書かれていた。

《世間の方々の『次は何日間で離婚?』なんて厳しい風当たりに対して、そんな事絶対に有り得ないって思ってた。(中略)自分に自信がなくて、不安で不安で不安で、相手を縛り付けて自分色に染めようとして『“妻”として“夫”として、こうあるべきだ。こうあらなければならない。』という自分勝手な価値観を相手に押し付けて…。また、やっちゃった…何で同じ事を繰り返しちゃったのかな》

《馬鹿だね、私…大好きな人の為にと頑張っていたつもりが、いつの間にかただの口煩い教育ママのようになってしまったんだ。結婚した途端、そんな風に変わってしまった自分が本当にイヤだった。良かれと思いながらも、結局日々、彼の粗探しをする事にエネルギーを注いでしまっていたような気がします》

 このときのお相手男性はバーの経営者で、遠野が客として訪れた際に意気投合し、交際に発展したと報じられていたが……。