さらにはロケVTRを振り返るスタジオトークで、ロケでの言動にダメ出しされて何やらモゴモゴと謝る春日を見かねてか、MCの南原清隆から「ドンマイ!」と意味深なフォローをされて苦笑いする場面も。

 翌3月30日の『バゲット』オープニングでも、番組最終回ということもあったのだろうが、他出演者よりも長く深々とお辞儀をしてみせた春日。どことなく“ペンギン騒動”を気にしている、謝りたい気持ちが画面越しでもひしひしと伝わってきたが……。

春日は「指示がないと動けない」

相方の若林正恭なのか、それとも事務所からの指示なのか、騒動をスルーしているのは本人判断ではなく、おそらくは“謝りたいのに謝らせてもらえない”状況に立たされているのだと思いますよ。

 これほどの大騒動を招いているにも関わらず事務所コメントすら出さないところを見ると、スポンサー関連の事情があるのか、はたまた今なお世論を見極めている状況なのか。いずれにせよ、春日ひとりが生放送で謝罪することを得策と見ていないのではないでしょうか」(前出・芸能プロマネージャー)

 2016年11月24日に配信された『Let's ENJOY TOKYO』のインタビュー記事で、オードリーがMCを務める動物番組になぞって“動物に例えると?”と質問されると、若林は春日を「牧羊犬」だとして、

《来た仕事はまず断らないですし、常に指示待ちといいまかすか、むしろ指示が無いと動けない部分などは、まさに牧羊犬だと思います》

『スッキリ』でも、当初は“台本通り”にリポートをこなしていたはずが、加藤の“指示”によって池に落ちてみせたように、しばしば“指示待ち人間”と形容されつつも、1度指示が出れば全力で仕事をまっとうするのが春日の評価だとか。

 この先に謝罪の機会があるとしたら、4月1日深夜の『オールナイトニッポン』が予想される春日。若林から“GOサイン”が出れば、どうぶつ王国やペンギンへの全身全霊の謝罪が聞こえそうだ。