「このままでは終われない」と語っていたが…

 しかし、こうした騒ぎがあったにも関わらず、小栗のトライストーン社長就任報道は、ほとんどのネットユーザーが好意的に受け止めている様子。どうやら『鎌倉殿』で小栗の評価はグンと上がっていたらしく、

「小栗くん社長就任で『鎌倉殿』界隈が一斉に『執権殿』って呼んでるの面白い」
「『鎌倉殿』を見て、本人の演技力はもちろん、共演者の魅力を引き出す能力もある人だと思った」
「『鎌倉殿』で一皮むけた」
「きっとたくさんの方が期待してる」
「独立騒動がよく見られる芸能界で、理想的な社長就任」

 といった書き込みが散見される。

「社長就任報道に批判が少ない状況は、やはり俳優として絶大な支持を得たからこそで、過去の女性問題などのイメージもすっかりかき消されているようです。妻である山田も、さまざまな報道により複雑な心境になることもあったでしょうが、夫を支えてきた努力が報われる思いなのでは」(テレビ局関係者)

 ただ、一部ネット上には「小栗くん、海外目指してたよね? それもやりながらってこと?」という指摘も。

 2019年夏から一時、アメリカ・ロサンゼルスに語学留学していた小栗。2021年にはハリウッドデビュー作となる映画『ゴジラvsコング』が公開された。

「小栗さんのハリウッド進出は、2018年の時点で公になっていました。そんな小栗さんですが、『ゴジラvsコング』公開に際してのあるインタビューで、『夢はハリウッド進出』だったが、『演技が足りなかった』『悔しさしかない』などと語り、『このままでは終われない』とも口にしていました。そのため、ハリウッドへの再挑戦を応援していたファンも多いのですが、事務所社長に就任するとなると、難しいのでは……と懸念されています」(前出・ライター)

 小栗は社長になっても俳優業を継続するとみられているが、さすがに国内での活動に限られる可能性が高そう。ネット上のファンから「自分のために生きてほしいけど、そういう人じゃなさそうだもんな」という声も出ているほど、信頼は厚い小栗だが、どのようなビジョンを描いているのか、社長就任が正式発表される際には説明があるだろうか。