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ー ツッコミどころ満載のエッセイ

 週刊文春でミシュラン1つ星のフレンチレストラン『sio』のオーナーシェフ・鳥羽周作氏との不倫が報じられた広末涼子。彼女が雑誌『STORY』で連載中のエッセイ『毎日が3兄弟ママで、女優。』の休止が発表された。

「'21年から開始したエッセイで、タイトル通り女優活動を行いながら子育てをするようすを、読者の悩みに答える形などで綴っていました。過去のアーカイブは『STORY Web』で読むことができたのですが、休止を発表した14日にすべて削除されてしまいました」(スポーツ紙記者)

ツッコミどころ満載のエッセイ

 所属事務所『フラーム』の公式サイトでは不倫の事実を認め、無期限の謹慎処分を発表しただけにエッセイの休止は当然だが、過去のアーカイブまで消す必要はない気がするが……。

不倫が発覚した今読むと、ツッコミどころ満載の内容でしたからね。過去の矛盾する発言を発掘されないように、所属事務所が削除を要請したのかもしれません」(ネットニュース編集者)

 '22年6月に公開された連載vol.12では、広末が「子どもがつくウソ。親はどこまで許容すればいい?」というテーマで、以下のように語っていた。  

《大人ならば誰でも知っている。ウソは嘘を呼ぶことを。どんなに小さいウソでも、ひとつウソをついてしまうと、そのウソを隠すためにまた嘘を重ねてしまうことを。そしてウソをつくことに慣れてしまい、普通に嘘がつける人間になってしまうことを》

 ほかにも、長男が小学6年生の時に、《オレなんて、生まれてこなければよかったんだ》と呟き、ショックを受けたというエッセイでは、

《あなたはママにとって世界一、宇宙一大事。あなたがいなかったら、ママは生きていないし、ママは君がいるから生きていけるんだよ》

 と綴っていた。

「夫でキャンドルアーティストのキャンドル・ジュン氏が、福島県二本松市の龍泉寺で行われた東日本大震災の復興支援活動に参加した際に、“長男が次男と三男の面倒を見ている”という旨の発言をしたことが話題になりました。

 エッセイでは息子を思う良いママのような発言を繰り返していましたが、実際はまだ手のかかる子どもの面倒は長男に任せて、不倫をしていたわけですからね」(前出・ネットニュース編集者)

 発売中の『STORY』に掲載されているエッセイでは、次男が小学3年生の時に“学校に行きたくない時期”が訪れた際のことをこう振り返っている。

《子どもを行かせるのか、休ませるのか、正直どちらが正しいかはわからない。でも、親だったり、先生だったりが「行きたくない」理由を、自分の気持ちを理解してくれる、わかってくれる、それだけで子どもは救われることがあるかもしれません》

 芸能プロ関係者は、広末のエッセイの内容にこう苦言を呈す。

「有名人の子どもは学校でも何かと注目を集め、時にはいじめの標的にされることもあるだけに、お子さんのいるタレントの言動は所属事務所としてもかなり気を使う部分です。子どもに寄り添っているかのようなエッセイを書いていたにも関わらず、母親が不登校になる理由を作るなんて、ママ売りしているタレントでなくてもありえませんよ

 女優の広末は、いつから“毎日が3兄弟ママ”という役を演じていたのだろうかーー。