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ー 『アート引越センター』トラックの中で裸の男性を荷物用ゴムで拘束

《このゴムって荷物固定するゴムですか?ヤバすぎでしょ…》

『アート引越センター』がまたしてもSNSを騒がせている。

『アート引越センター』トラックの中で裸の男性を荷物用ゴムで拘束

 6月22日、『ネット界一の情報屋』こと滝沢ガレソ氏のTwitterにて、『アート引越センター』の引っ越し用の運搬トラック内での動画が拡散された。

 運搬トラックの中では、全裸の男性社員を荷物を固定する用のゴムで縛りつけ、引っ張ったゴムを同僚が男性めがけて弾く様子を笑いながら撮影している。

 動画を見ると、本動画の撮影者以外にも撮影している者がおり、複数の笑い声が聞こえるところから、またしても社内いじめが行われいるのかと憶測してしまう。

 ネット上では、

《アート引越センターのいじめの画像一瞬開いてすぐ閉じた。あまりにも痛々しすぎて見てられなかった》
《まじでトラウマになりそう……見たくなった……》
《アート引越センターの動画は笑えないわ。やった奴らは捕まってくれ》
《イジメ動画信じられん。本当にこんな事する腐った奴らって居るんだ……笑い声が気持ち悪かった。何人も現場に居そうだったけど……早く捕まれ》

 といった声があがっている。

 このような倫理観に欠ける行為に対し、全国紙社会部記者は「過去にもあった」と話す。

「昨年11月、『アート引越センター』のアルバイトと社員の計4人が強制わいせつ致傷の疑いで逮捕されました。同僚のたまり場となっていたアルバイトが住むマンションの一室で、複数人で1人の男性社員をパンツ一枚にさせ、女性社員が来たところでパンツも破って脱がせ、頭部や腹部に暴行を加えたのです。容疑者らはその一部始終を携帯で撮影していました。

 被害男性は、全治3週間のケガを負ったうえ、その後“適応障害”と診断され、退職するほど追い込まれてしまった。壮絶な集団社内いじめと言えるものでした。」(全国紙社会部記者)

 自分の家具家電が、こういった行為のあとのゴムに固定されているのかと思うと、気持ち悪いと思うが、『アート引越センター』は本件をどのように考えているのだろうか。

『アート引越センター』広報部に問い合わせた。

――Twitterで拡散されている動画は事実か。

「この度のことで調査いたしましたところ、事実であると確認がとれております」

――こういった行為を行った従業員は現在も在職中か。

「主に2名が動画に写っていたかと思いますが、1名(ゴムを引っ張っていた方)は現在も在職しており、もう1名(縛られていた方)はつい最近退職しております」

――従業員に厳罰などはあるのか。

「処分に関しましては、今回の動画で事案が判明ということもあり、現在は調査中となっております。詳細が分かり次第、厳正に対処していく所存です」

――これまでにも不祥事はあったが、現在、従業員には注意喚起はしているのか。

「当社におきましては、ハラスメントに対する窓口も設置しておりまして、相談受付をしている状況でございます。言いにくい事に対しても匿名で相談できるような環境ではございます。また、定期的にハラスメント防止や社内通達、管理職の研修も実施しているところです。全社的にハラスメントやいじめがないかのヒアリングを実施して、根絶を目指しております」

――今後、会社としてどのような取り組みを行うのか。

「詳細につきましては現在確認中ではございますが、厳正に対処を行うとともに、社内教育の徹底をし、再発防止に努める所存です」

【本騒動においての正式なコメント】

「この度は、皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけして、誠に申し訳ございません。当社でも今回この動画を確認し、はじめて事案の存在を確認いたしました。その後、社内調査を行い、当事案は2019年に発生したことと判明いたしました。当社では社内において、従業員間で発生した極めて不適切な事案であると判断しており、大変遺憾です。今後、さらなる社内調査を行い、その結果をもとに厳正に対処してまいります。また、今後このようなことがないように社員教育を徹底し、再発防止に努めてまいります」

 安心して荷物を預けられる、『アート引越センター』であってほしい。