「容疑者が被害女児と知り合ったのはスマホのアプリ。容疑者のほうから自宅に誘っており、撮影した動画は容疑者のスマホに保存されていた。現時点で動画を販売などする目的だった疑いは出ていない」(捜査関係者)

 個人的な観賞用に撮影したのだとしても、それはそれで気持ち悪い。

 犯行現場となった容疑者宅は築十数年の賃貸アパート。最寄り駅からバスが走っているが、歩くと約30分かかる。

 男性住人はこう話す。

「いわゆるワンルームなのでほとんどの部屋がひとり暮らし。家賃が5万円前後と安価なのが魅力で、住人の入れ替わりが激しく互いに干渉することはない。子育て世帯は見当たらないので、小学生が来れば目立つはずだが、まったく気づかなかった」

 アパート近くには小学生の通学路がある。

 子育てをする近所の30代女性は、

「そういう男が近くにいたなんて怖い。イヤらしい目で子どもを見るなんて同じ親としてゾッとします。おぞましいのひと言です」

 と眉をひそめる。

目を合わせようともしない人

 容疑者は人目の届かない自室で女児の心身を傷つけた。別の男性住人が振り返る。

「容疑者とすれ違ったことがあるけど、おとなしそうな人で挨拶もしないし、目を合わせようともしなかった。驚いたのは50代という事実。スタイルがよくて、どう見ても30代くらいにしか見えなかった。寂しい生活を送っていたのかもしれないが、小学生を好きになるなんてどうかしてるよね」

 40歳近く年上なのに、小学生と対等な恋愛ができるはずがない。交際関係にあったというのは思い込みにすぎず、罪の意識から逃れたいだけの言い訳にしか聞こえない。

 法務省のホームページによると、法律上、13歳未満は「行為の性的意味を認識する能力」さえ備わっていないと考えられている。つまり、妄言もいいところ。冷静になって自分の行動を見つめ直してもらいたい。