「ジャニーズ枠」は無くなるのか

 年間の支払額ランキングによってクビになるのは、いつも大体2名ほどだが、昨年は下位だった女優・池田エライザ(6位)と俳優・高杉真宙(5位)に加え、千鳥・ノブ(4位)も離脱。番組が用意したルーレットで“クビは3人”と決まったことにより、ノブも対象となったのだ。

 また、金額予想は高額の“スペシャル料理”にも左右されやすく、ずっと上位にいても最終バトルで順位が急変する場合がある。さらに、ここ数年はレギュラー起用された女優が“1年でクビになる”パターンが恒例化。橋本環奈(2018年)、土屋太鳳(2019年)、本田翼(2020年)、中条あやみ(2021年)、そして池田(2022年)と、全員1年で交代している。

「女優陣の入れ替わりの激しさも、ネット上で“最初から1年契約だったのではないか”と疑われるポイントとなっています。ただ、『ゴチ』レギュラーを務めたタレントたちは各所でヤラセを否定しており、2022年2月放送の日本テレビ系『行列のできる相談所』にゲスト出演した中条さんも“本当にお金払ってるし、クビも本当に悲しかった”などとコメントしていました」(同・芸能ライター)

 とにかく、現段階で上位にいるメンバーも、残り5戦でどうなるかはわからない。ジャニーズの人気タレントである増田目当てで番組を視聴しているというネットユーザーも散見されるが、そのようなファンの間では今年特に“増田がクビになるか、否か”に注目が集まっている。

 ジャニーズ事務所は現在、創業者・ジャニー喜多川氏の性加害問題に揺れており、10月17日付で社名をSMILE-UP.に変更することも発表されたが、同事務所とのCM契約が見直されるなどして、所属タレントの仕事にも影響が出てしまっている。

「大みそかの音楽特番『第74回NHK紅白歌合戦』も、今年は“ジャニーズ枠ゼロ”の可能性が報じられるなどしています。そのため、『ゴチ』でも増田さんがレギュラーの座を守れるのか、もしクビになったら“後釜”はジャニーズじゃなくなるのか……と心配するファンが続出しています」(スポーツ紙記者)