安達と子どもたち、そして有里さんと安達……。入り組んだ親子関係こそが、今回のトラブルの原因といえるのではないか。親子の問題に詳しい、精神科医でライフサポートクリニック院長の山下悠毅さんはこう見解を述べる。

親子の問題に詳しい精神科医の見解

「そもそも親権とは、社会が親へ責任ある子育てを要請するために作られた法律です。現行の法律だと、自動的に親権を持てるのは生みの親になるわけですが、その親の言動が子どもの将来にどう作用するかは誰にもわかりません。

 結局はその子どもが成長する過程で大人にもいろんな人がいることを理解し、自分自身に何か不都合が生じた際に、『○○が原因で××になった』ではなく、それを自分の力でどうやって対処するのかを考えられるようになることが『大人になる』ということ。そうなれたなら、それこそ親が反面教師でも役に立ったといえるのでしょう」

 9月のトークイベントで「プライベートは、子どもが大人になるまではしっかりサポートしつつ、みんなが楽しくハッピーに過ごせたらいいな、が目標」と語っていた安達。この目標が達成できているのだろうか─。

山下悠毅 精神科専門医。ライフサポートクリニック院長。極真空手の指導者としての顔も。近著に『いい子をやめれば幸せになれる』(弘文堂)