先輩との共演で演技に深み

 清治郎を演じる堤真一とは今作で初共演した。

ポスターの堤さんはすごく怖いですけど、実際は本当に面白い方(笑)。現場で、堤さんが“俺、全然、順風満帆じゃないよ。二十なんぼまで(演技で)飯を食べられなかった”とか、どんな人生を歩んでこられたのかをいろいろと話してくださって。あと、関西出身なので、ボケようとする(笑)。ツッコんでほしい雰囲気を出してくるんですよ。でも、芝居に入った瞬間に(清治郎としての)圧をすごく感じる。ギャップがすごすぎる方ですね

 空気感や雰囲気の醸し出し方を堤から学んだという。ちょっと自信があるという堤の話し方のマネをしたまま、中島が語ってくれたのは、

「“うまい馬刺しがあるんだ。健人にやる”って連絡先も交換したのですが、まだ届いていないんです。さっき、(ドラマ『シッコウ!!~犬と私と執行官』で共演し親交を深めた)織田(裕二)さんにレインボーブリッジの写真と一緒に“どうします?”とメッセージを送ったので、堤さんにも馬刺しの写真だけ送ってみようかな(笑)」

 日本のエンターテインメント界を牽引し続ける先輩たちと共演したことで、さらなる成長を見せている中島。

「櫻井(翔)くんが、(今作の撮影と並行して行っていた)Sexy Zoneの全国ツアーを見にきてくれたときに“ケンティー、ひと皮むけたね”と言ってくれて。この映画の影響もあったと思います。晄司を演じていた僕の内側から出るものが、ライブにあふれていたんじゃないかな」