目次
Page 1
ー 「全体方針に沿って進めた結果」
Page 2
ー 視聴率への影響
Page 3
ー 「番組の浄化」

「まさか、本当に誰も出ないなんて……」

 年末恒例の『紅白歌合戦』出場歌手が発表された11月13日、旧ジャニーズのファンからは、冒頭の声がため息とともにこぼれた。

「全体方針に沿って進めた結果」

 ジャニー喜多川氏の死から4年、彼が生前に行っていた少年たちへの性的虐待が明るみに出て社会問題化。被害者は400人を超えるともいわれ、その責任を取る形で事務所はジャニーズという看板を捨て、SMILE-UP.という新しい名前で被害者への賠償と再生の道を探っている。

 そんな中で発表された『紅白歌合戦』の出場歌手。そこには旧ジャニーズのタレントの名前はひとつもなかったのだ。

「NHKの全体方針に沿って進めた結果」

 と、会見で総括した『紅白』の制作統括、大塚信広氏。同事務所からの出場歌手がいないのは1979年以来、44年ぶりのことになった。

 2021年には5組、2022年には6組も“ジャニーズ枠”といわれるほど出場歌手を輩出し、『紅白』のステージに立ってきた旧ジャニーズのタレントたち。「これで『紅白』の視聴率がガタ落ちになるのでは?」という声も聞こえるのだが─。

実際問題、どこまで影響があるかは微妙なところです。昨年の歌手別視聴率を見ると、トップは39・5%で福山雅治、2位は37・7%のMISIAでした。旧ジャニーズのタレントでトップは36・3%で5位につけたKinKi Kids。6組出場した中でSixTONESとSnow Manは30%を切って27・4%。彼らで数字を取っていると言っていいのか……」(スポーツ紙記者)