4位 松本潤(嵐)42票 ※'21年19位

 2023年はNHK大河ドラマ『どうする家康』に心血を注いだ松本潤(40)。しかし力をいれるあまり、“自分をカッコ良く見せるために台本を改悪”“他人の台詞を取る”などや、スタッフへの激しいパワハラを行ってると報道されてしまった。それが本当なら、確かに嫌われてもしょうがないのかもしれない……。

「自信過剰で生意気に見える」(60代女性・専業主婦)

「井上真央との関係ってどうなってるの?ずっと待たせてるならひどい」(40代女性・パート)

「家康には見えなかった。重厚な大河にはあってなかった。パワハラの報道も、本当ならサイテー」(30代・医師)

「世間の評価程の実力や人徳はない」(50代・無職)

「何を演じても松本潤だと思う」(30代男性・パート)

「いばりくさっているから」(40代女性・会社員)

3位 東山紀之(少年隊)211票 ※'21年ランク外

 創業者の性加害問題により、新社長に就任した東山紀之(57)。タレントとしては2023年で引退し、今後は補償会社の社長として被害者救済に当たる。

 東山の会見での様子には、“ヒガシに任せられるのか?”“NGリストが存在するなんて対応がまずい”“ヒガシ自身がパワハラしてたんじゃ?”など、次々と非難の声が上がっていた。最後まできっちりと被害者救済に当たり、ヒガシ自身の名誉を挽回してもらいたいものだ。

10月2日、記者会見に出席した東山紀之
10月2日、記者会見に出席した東山紀之

「新しいジャニーズの名前を発表したが、みんながまとまっていない。まとめようとせず、バラバラにしている」(20代・派遣社員)

「会見での対応が良くなかったから」(20代・会社員)

「先日の会見でしどろもどろで残念だった」(60代・専業主婦)

「あまり人としての温かみを感じられない」(60代・専業主婦)

「つねに得意そうなところが鼻持ちならない」(70代以上・無職)

「日曜の情報番組を突然やめたから」(50代・会社員)

「この人のせいでソーセージ が食べられなくなった」(40代女性・会社員)

2位 木村拓哉 486票 ※'21年8位

 好きな旧ジャニーズで首位だったキムタクこと木村拓哉(51)だが、嫌いなランキングでもトップになってしまった。SMAPの解散時、仲間を裏切ったから嫌いになった、2023年問題となった事務所の動向に対して空気の読めない発言を繰り返したこと、家族がメディアに出まくってるところが鼻につくなどの意見が。

 2023年のキムタクは、事務所の問題でCMを降ろされたり、月9ドラマ『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)の視聴率が奮わなかったなど、仕事でも不調。事務所の長男として、今後は後輩たちを引っ張っていってもらいたいのだが……。

木村拓哉
木村拓哉

「演技がうまくないのに昭和の銀幕スターでもないのに木村感がですぎでドラマや映画に集中できない」(40代女性・その他)

「何となく自分を過大評価し過ぎてるようでちょっとナルシスト感が否めない」(年齢未回答・パート/アルバイト)

「演技はいまいちだし、インスタも空気を読めてないとことかが嫌い」(30代女性・会社員)

「番組での態度が苦手だから・演技が好みではないから・インスタでの投稿が不適切だったから」(10代以上女性・学生)

「SMAPの解散の時嫌いになった」(60代女性・専業主婦)

「SMAPの解散騒動の時に、仲間を裏切ったから。また、ジャニー喜多川の性加害騒動の際、ジャニー喜多川を擁護するような態度を取ったから」(40代女性・専業主婦)

「ジャニーズと言えばキムタクという存在感があるのに今回の事に関して全くコメントを出さないでいるのがわからない」(年齢未回答・医療関係)

「娘たちが七光りででまくってるのが見てられない。奥さんもでしゃばりすぎ」(50代女性・公務員)

「娘たちには出てきてほしくなかった。結局ファミリー売り」(40代女性・会社員)

1位 いない 1461票 

 最も票を集めたのは前回と変わらず、「嫌いな(旧)ジャニーズ」は“いない”という結果になった。

 故ジャニー喜多川氏の性加害問題が明るみになり、事務所は対応を迫られた2023年。所属タレントたちの多くもCMや番組を降板するなど不遇の年となった。

 そんな中、“ずっと見守っている”“一生懸命頑張ってる彼らのことを嫌いになることはない”という意見が多かったのは、所属するタレントたちの励みになることだろう。ファンの健気な応援にこたえるためにも、この状況にくさることなく、これからもキラキラした笑顔で活動していってほしい。

「ジャニーズの誇りを持って活動してくれて、私たちを笑顔にしてくれている人だから」(10代女性・学生)

「ジャニーさんがひどいことをしたのだとしても、今いる人たちに罪はない思う。誰も嫌いにはなれない。今こそ私たちファンが支えてあげたい」(30代女性・自営業)

「旧ジャニーズの曲は幅広く聴いていたり、テレビで活躍する姿を見ていたが、好感を持つことのほうが多かったため」(20代女性・アルバイト)

「この状況下でも前を向いて強く進み続ける姿勢に尊敬する。言いたいことが沢山あるだろうに、受け入れ後輩、ファンらを導く強い姿に、より応援する気持ちが大きくなる」(50代女性・パート)

「たとえスキャンダルが出ても、頑張っていない人はいないため」(20代女性・教育)

 2023年の「嫌いな旧ジャニーズ」はこのような結果となった。2023年は個々のタレントの活動よりも、創始者の性加害問題が注目され、責任ある立場で問題解決に携わる人たちが「好き」にも「嫌い」にもランクイン。

 問題解決に尽力していて良いと評価された人は“好き”、対応が不十分、または不適切であると判断された人は“嫌い”に分類された。2024年からはいよいよ本格的なスタートを切る「ジャニーズ事務所」改め「株式会社STARTO ENTERTAINMENT」。次回の好き嫌いのランキングでは、個々のタレントの活動を見て評価できたらいいのだが。

【調査概要】
実施期間:2023/11/7〜2023/12/17
調査方法:WEBアンケート調査
調査対象:15歳以上の男女から70代男女まで
『週刊女性PRIME』調べ、セルフアンケートツール『QiQUMO』を使用。
実施機関:クロス・マーケティング(https://www.cross-m.co.jp/)