アパレル販売や女優でも才能発揮

「奇跡の30歳」と称された市川美織(公式インスタグラムより)
「奇跡の30歳」と称された市川美織(公式インスタグラムより)
【写真】「奇跡の30歳」年齢に見合わぬ可愛さでファンを魅了した市川美織

 市川は音楽ジャンルだけではなく、ファッションのジャンルでも活躍中だ。自身でデザインしたオリジナルアパレルを販売。「身長148cm」という自らのミニマムサイズなスタイルや経験を活かし、“低身長でもかわいく着られる服が欲しい”という女性の悩みに応えたファッションを展開している。

 女優としての活躍はとくに目覚ましく、最近は舞台にも積極的に出演中。人気アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の舞台版では、主演のめんま役に抜擢されている。2022年に初舞台化されたが、2023年にも新たな台本・キャストで再度舞台化が決まると、初回公演で多くの支持を得た市川が主演を続投することとなった。

《市川美織のめんまは、声も見た目もすべてがドはまりだった》

《めんま役は市川美織しかいない!終始、大号泣でした》

 と、役者としての評価だけでなく二次元キャラの再現度もかなり好評で、続投になった理由も頷ける。

「市川さんはめんま役にうってつけのビジュアルで、キャライメージにぴったりだと周囲からの評判も上々でした。元々、彼女は小学校時代にスカウトされたのをきっかけにモデルやお芝居の仕事をしていた経験もありました。NMB48卒業後は《女優をメインに活動していきたい》と公言し、実際に『あの花』のような期待値の高い舞台に出演する機会も増えています。今回のように主演続投となれば、女優としての評価はさらに上がっていくでしょう」(芸能ライター)

 舞台『ロッカールームに眠る僕の知らない戦争』にも出演し、女優としての道を順調に駆け上がっている。元祖アイドル時代から大きく活動の幅を広げ、多方面に成長を続ける市川美織──今後の活躍から目が離せない。